学研M文庫
空母ガムビアベイ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 435p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784059011408
  • NDC分類 936
  • Cコード C0122

出版社内容情報

第二次大戦時、唯一砲撃で沈んだ米空母ガムビアベイ。その乗組員、戦闘員によって明かされる逸話の数々。大型空母活躍の陰に隠された、知られざるドラマ。敵艦から見たリアルな連合艦隊造も語られる、米空母カムビアベイの戦闘記録   

内容説明

歴戦の末、レイテ沖で撃沈された米小型護衛空母ガムビアベイ。その乗組員・戦闘員によって明かされる逸話の数々。“マリアナの七面鳥(日本軍機)撃ち”や、特攻精神を持つ一式陸攻の襲撃模様から、被弾した艦内の混乱、救援の来ない漂流、そして敵の漂流者に敬意を表する日本艦隊との遭遇まで。そこには、大型空母活躍の影に隠れた、知られざるドラマがあった。敵艦から見たリアルな連合艦隊像が語られる、米空母ガムビアベイの戦闘記録。

目次

開戦前夜
空母の配置
艦長と乗組員
パイロット
出港
初めての死者
パールハーバー
サイパン島
橋頭堡
戦い疲れて〔ほか〕

著者等紹介

ホイト,エドウィン・P.[ホイト,エドウィンP.][Hoyt,Edwin P.]
ユナイテッド・プレスの従軍記者を経て、CBSのニュース番組に構成作家、プロデューサー、ディレクターとして関わる。また、フリーのライターとしても30年以上にわたり、軍事史に関する記事を書きつづけている。戦争関連の著書多数

戸高文夫[トダカフミオ]
1958年、東京生まれ。武蔵野美術大学卒業。キャド・デザイナーを経て、出版社勤務。そのかたわら、産業技術史調査や、技術翻訳などを行っている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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植田 和昭

18
空母ガムビアベイの誕生から沈没までを扱ったドキュメンタリー。大和も砲撃していますが、主な命中弾は、重巡利根と戦艦金剛の物です。アメリカの海軍での生活が詳細に綴られていて興味深いです。栗田艦隊のほうが優速なのになかなか追いつけず、ついに追撃中止となるのですが、果敢な空母機と駆逐艦の反撃がなければ全滅していてもおかしくない状況でよく戦ったと思います。利根の薫艦長のレポートがでてきますが、彼は、ビハール号事件を起こして戦犯として7年間の刑を受けています。戦争捕虜虐殺として覚えて置かなけばならない事件です。2021/06/28

連雀

0
戦艦大和の主砲の直撃を受け、砲戦によって撃沈された唯一の航空母艦「ガムビアベイ」の生涯です。どうしても日本で出版されている戦記となると日本側から見たものが多いので、米海軍の側から見た戦記はなかなか珍しくて面白く読みました。艦長に任命されたいために配置表を勝手に毎日自分の名前に書き換えるエピソードや訓練の様子、総員退艦の時の様子なども日本とは違った感じで、実に興味深かったです。2012/01/31

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