出版社内容情報
比叡山の厳しい修行から帰った日蓮は、故郷の清澄山で立宗宣言。以後「南無妙法蓮華経」の法華一乗の国家建設と末法の救済に命を賭して挑む。内政と外交の二大国難を時の北条政権に警告したが、二度とも無視された。日蓮に危険が迫っていた。
内容説明
NHK大河ドラマ「北条時宗」に対峙した日蓮とはいかなる人か?!構想十年のライフワーク“童門日蓮”堂々の書き下ろし長篇小説、遂に完成。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きさらぎ
2
本書が好きと言う方がいたら申し訳ないが、私の感想としては歴史小説を読んでいるというよりも、文章も構成も稚拙な日蓮の伝記を読んでいる、といった印象。ただただ童門氏が日蓮の生涯を解説しているといった風で、場面の映像が脳裡に再現されない、キャラクターにも迫真性がない、空気感が全くない。まあ文章が軽いので2時間で読めてしまうため、これは伝記だ、と思って読んだ。同じ気持ちで下巻も通読するつもりだが、時間の無駄とまでは言えない、というレベルの本。失礼。2018/04/19
jitchan
0
絶版なようで、古書店でも見つからず、図書館で借りて読みました。下巻も読んだのだけれど、読書メーターには登録されていないようで・・・。何か事情でもあるのかしら。某学会から抗議があったとか。2014/01/31
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