内容説明
「幽霊だ。バサラの幽霊だ。助けてくれ―」痩せやつれ、夜ごとバサラの影におびえる蒲生氏郷。名古屋山三郎は、愛する氏郷を救おうと、阿国にすがる。しかしバサラ衆を率いているのは、他ならぬ弥勒丸である。弥勒丸はなぜ、氏郷を狙うのか。―阿国は、身を二つに引き裂かれるような思いにさいなまれるのだった。弥勒丸の背後にちらつく黒い影・大松寺道犬…そして、まつろわぬ民・バサラ衆は、はたして何をしようとしているのか。深まる謎を抱えて、阿国は再び、バサラの里へと向かう―佳境に入った書下し時代伝奇シリーズ、待望の第三弾。
感想・レビュー
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