内容説明
久々の王都で、案件を形にするため大忙しの紅秀麗。飛び交う縁談もそっちのけでガンバル彼女を、王様・紫劉輝も、縁談相手のアノ人もフクザツだけど応援中！しかしそんなとき届いた手紙で、秀麗は茶州で奇病が流行っていることを知る。他にも衝撃の事実を知り、いてもたってもいられない秀麗だけど…。恋をしているヒマもない！？風雲急を告げまくる、超人気・極彩色ファンタジー第７弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
合縁奇縁
84
『彩雲国物語、急転直下』茶州州牧・紅秀麗は、ひさびさの王都・貴陽で、お仕事のため大奔走中。しかも本人の気付かぬところで、あの縁談も進行中…!? けれどそんなとき、茶州で大事件が起こって…!?どうする、秀麗!?「彩雲国物語」シリーズ第7弾。正体不明の奇病が発生した茶州・虎林郡。原因も治療法もわからず、多くの人々が衰弱死していく。そこへ邪仙教が「病気は女の州牧が就任したせいだ」という噂を流し、疑心暗鬼に駆られる人々。影月は奇病が数年前に自分の故郷襲ったものと同じだと気づき、医者として人々を少しでも助けるため、2017/08/14
まりもん
55
完結したので再読。影月と考えた案件の許可を得る為に働き回る秀麗。全商連の協力を得る為の秘策を最後に決めたのは格好良い。 でも邪仙教対策は万全ではないようだし、影月も消えてしまったが、ここで動き出す香鈴。やっぱりこの話で女性陣は動き出したら最高だ。2011/07/11
あっか
54
シリーズ第7弾。秀麗の、朝議での命を賭けた啖呵、シビれました！！（全商連の方は、わたしだったらイラッとしちゃうかも…と思わないでもなかった。笑）州牧としての秀麗の真骨頂を見せてもらった気がします。でも、読んでいるこちらも張り詰めた後のあの劉輝とのやり取り…ズルイですよ。泣いちゃいました。前巻の白銀、今巻の藍、時間の碧はさながら上中下巻ですね。すぐ次巻に行きます！2018/08/26
みちゃ
52
彩雲国第７弾！茶州州牧・紅秀麗は、ひさびさの王都・貴陽で、お仕事のため大奔走中。しかも本人の気付かぬところで、あの縁談も進行中…!? けれどそんなとき、茶州で大事件が起こって…!?どうする、秀麗!?秀麗めちゃかっこいい！！2008/01/03
kagetrasama-aoi（葵・橘）
45
「彩雲国物語」第七巻。『心は藍よりも深く』茶州で流行り出した奇病と秀麗と影月が、どう戦うかがメインになってゆくのかな？影月＆陽月の謎は仄めかされるだけで中々はっきりしないし。謎めいた縹家（彩七家には含まれないが色を家名にしていることから、かなり重要な家らしい）が登場するし。確か茶太保の奥さん、縹家出身だったような。都にいる劉輝や藍楸瑛、李絳攸になかなか焦点が当たらないのがもどかしいし(゜ロ゜)。例の縁談の行方も気になるし！ということで、次巻へGO！2022/03/22
