出版社内容情報
大甘な世の中にまかり通る有名人、テレビ番組を、その辛口で鋭いペンと彫刻刀で容赦なく斬り込んだ、大好評コラム集「何・・」シリーズ、第四弾!
内容説明
石田純一の演技下手の謎、梅宮辰夫の無防備さ、勘違いに拍車のかかる花田家、糸井重里に見る80年代の亡霊、北大路欣也が漂わす価格破壊感、日本テレビCMの安易さ、『徹子の部屋』ゲストの芸能人度バロメーター、野島伸司ドラマの無責任さ…。消しゴム版画王にして、最強のテレビ・ウォッチャーの著者が、日頃大甘なテレビ界に巣くう芸能人や番組づくりに疑問と怒りを投げかける!痛快極まるテレビコラム集。
目次
第1章 テレビ桜の園(やっと確認できた。藤田朋子の肝は「純」;石田純一、いしだ壱成父子遺伝する「ありきたり演技」 ほか)
第2章 CM嵐が丘(大物の価格破壊ここに極まる。北大路欣也世直しどん兵衛;現役辞めて初めて役に立った原辰徳の「さわやか」 ほか)
第3章 テレビ罪と罰(1月6日は「石立鉄男記念日」;日本人のトラウマ、エマニエル坊や再び ほか)
第4章 テレビああ、無情(あの市原悦子に迫る不思議女優小川真由美;固定客は鉄道マニア?『風の刑事・東京発!』 ほか)
著者等紹介
ナンシー関[ナンシーセキ]
1962年青森県生まれ。本名・関直美。今世紀最強の消しゴム版画家。各雑誌等でコラムや対談でも活躍し、鋭い観察眼で知られる。著書に、『ナンシー関の顔面手帖』『何様のつもり』『何をいまさら』『何の因果で』『信仰の現場』(角川文庫)、『何が何だか』『何がどうして』(世界文化社)、『小耳にはさもう』『聞いて極楽』『聞く猿』『耳部長』(毎日新聞社)、『テレビ消灯時間』(文芸春秋)等がある
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感想・レビュー
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読み人知らず