出版社内容情報
世間から注目されないまま10年、そんな中でメンバーの一人・マサが脱退。学生時代からの仲間である龍、ヒロト、誠一郎、毅志で組んだバンド「zion(シオン)」は窮地に立たされていた。マネージャーの光、幼馴染の七海とともに最後の望みをかけてメンバーは一念発起、バンドとして成功をおさめるために団結力を高めていく。しかし、彼らの前にさまざまな困難が立ちはだかる。
「ここで諦めたくねぇんだ! まだ自分の夢を諦めたくねぇんだ。俺はお前らと……他の誰でもねぇ! お前らと! やっぱりテッペン目指したい」(本書より引用)
バンド活動に全力で立ち向かい、憧れの武道館を目指す物語。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
igaiga
16
どうしてもどこかで読んだ二番煎じなイメージが抜けなくて。こう・・・例えば、「膵臓」思い出したり・・・うぅーん。微妙感ありありでした。わたしはKAT-TUNの、そして上田くんのファンですが小説は・・・厳しいかも。ごめんなさい。2025/07/24
雪丸 風人
15
ボーカルの魅力がヤバい!それを囲む仲間も個性が光っていましたよ。苦節10年超という崖っぷちバンドが、様々な危機を乗り越えスターダムに駆け上がっていく青春小説です。人生を賭けるメンバーたちや芸能事務所の男の熱伝導率は100%超え。奇策がハマるところではこぶしにグッと力が入りましたよ。そしてまさかが起きる場面では・・いや、ここは何を書いてもネタバレになりそうなので黙っておきます。息遣いまで聞こえそうなキャラ造形と会話のキレに注目ですね。地の文を磨き上げれば何かの賞を獲れそう。(対象年齢は13歳半以上かな?)2025/08/03
Yuki
8
これはダメだ〜!何度もこすられてきたようなストーリー過ぎて、新鮮味まるでなし。山本と鶴岡の過去の話になった時一瞬だけ「面白くなった」と思いましたが、現在パートに戻るとやっぱりダメ。まず主人公と仲間たちの言動が幼すぎて年齢不詳なのが厳しい。高校生設定ならまだ良かったんじゃないかな?七海ちゃんは出て来た瞬間から、最後にどうなるのかわかっちゃったし。作者はなぜ小説を書こうと思ったんだろう?と思うレベル...辛口でごめんなさい2025/07/10
miko
7
面白かったぁ😌 よくある設定なのだけれど、引き込まれて一気読みでした。 登場人物のリアルフェイスが分かりやすかった。 zionの「声」聞いてみたいな♪2025/07/26
hkr
7
表紙のイメージ通り。登場人物の書き分けが見事で皆キャラが立っている。生き生きとした会話に惹き込まれ読み進めるうち気づいたら個性がバラバラな彼らに夢中になっていた。さらっと読めそうなストーリーでありながら心に留まる台詞が多いのは、崖っぷちギリギリの青春物語の至るところに、KAT-TUNとして生きてきた上田さんのリアルな熱や価値観が感じられるからだろうか。ライブシーンのリアリティはさすが。メンバー脱退からはじまるストーリーだが暴露的にならず、作者のアイドルとしての信念を感じさせる物語であることも印象的だった。2025/07/23
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