出版社内容情報
15年前、ひとりの少女が突如失踪した。彼女の行方を追い続けていた町田署の水谷早苗巡査は病に倒れ、帰らぬ人となった。事件当時、水谷と同僚だった香田警部は、彼女の葬儀に際し、「遺体なき殺人事件」を専任とする警視庁の信楽京介に、再捜査の協力を願い出るのだった。一方、中央新聞の藤瀬祐里は、信楽が秘密裏に追う事件に迫ろうとしていた──。それぞれの想いと信念が、凍り付いた時を再び動かす。書き下ろし警察小説。
内容説明
15年前、ひとりの少女が突如失踪した。彼女の行方を追い続けていた町田署の水谷早苗巡査は病に倒れ、帰らぬ人となった。事件当時、水谷と同僚だった香田警部は、彼女の葬儀に際し、「遺体なき殺人事件」を専任とする警視庁の信楽京介に、再捜査の協力を願い出るのだった。一方、中央新聞の藤瀬祐里は、信楽が秘密裏に追う事件に迫ろうとしていた―。それぞれの想いと信念が、凍り付いた時を再び動かす。書き下ろし警察小説。
著者等紹介
本城雅人[ホンジョウマサト]
1965年神奈川県生まれ。明治学院大学卒業。産経新聞社入社後、サンケイスポーツで記者として活躍。2009年、『ノーバディノウズ』で第16回松本清張賞候補となり、作家デビュー。10年、同作でサムライジャパン野球文学賞大賞を受賞。17年、『ミッドナイト・ジャーナル』で第38回吉川英治文学新人賞を受賞。18年、『傍流の記者』で第159回直木三十五賞候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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