内容説明
他の被告たちが弁明、謝罪、非難の応酬をするなかで、何を聞かれてもほとんど何も話さない「沈黙の君」を通した横山真人被告。地下鉄サリン事件のサリン散布役5人のひとりである彼が死刑判決を受けるまでを克明に追いながら、未曾有の混乱を引き起こした「無差別テロ」の源流を探る。
目次
ジフロの話は出来ない―中川智正被告
開きかけた重い口―新実智光被告
最初に帰依した者として―大内利裕被告
「沈黙の男」の弁明―横山真人被告
「教祖」の動揺―松本智津夫被告
「弁護士」は捨てた―青山吉伸被告
ハルマゲドンはまだある―早川紀代秀被告
「無罪」主張への転換―中川智正被告
教祖は卑劣だ、狡猾だ―林郁夫服役囚
二度目の宣誓拒否―松本智津夫被告〔ほか〕
著者等紹介
降幡賢一[フリハタケンイチ]
1945年生まれ。69年朝日新聞社入社。東京本社社会部員などを経て、現在編集委員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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