朝日選書
兵士であること―動員と従軍の精神史

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  • サイズ B6判/ページ数 312p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022598684
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0321

内容説明

近代日本は、国家としての体裁をととのえた19世紀末以降、戦争の長い中断期をもつことがなかった。日清戦争、日露戦争、シベリア出兵、1937年の日中戦争の全面化、41年のアジア・太平洋戦争へと続く。動員された兵士は、自分の人生を中断されたという意味で被害者だった。が、武器をとる戦闘者であることにおいては、まぎれもなく加害者だった。兵士によって見きわめられた戦場とはどんなものであったか。

目次

兵士であること―戦争論の現在
「一兵」の覚悟―宮柊二の戦場詠序説
取り憑いた兵営・戦場―柴田知明の戦後
村の兵士たちの中国戦線―岩手県和賀郡藤根村・高橋峯次郎宛通信をおもな素材として
戦場の医学
戦死の美学と実学
戦争未亡人
戦争と国民―太平洋戦争の場合
徴兵令
戦争と民衆の遺産―八・一五に思う
おっとせいと天皇
「軍隊」をえらぶまで
脳裏の現代史―山口県史の窓
原爆文学について―神奈川近代文学館「原爆文学展」をみて
『ひめゆりの塔の記』を読む
戦争の影―「生命」の時代に

著者等紹介

鹿野政直[カノマサナオ]
1931年、大阪府生まれ。53年、早稲田大学文学部卒業。58‐99年、同大学に教員として勤務。日本近現代史専攻
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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かみつれ

1
初めて読んだ鹿野氏の本。太平洋戦争時代の日本の兵士たちを取り上げた論文や講義録などが、一冊にまとめられている。鹿野氏の落ち着いた誠実な筆致の中に、“ハート”を感じることができた。2019/02/24

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