目次
ゲオルク・カントール―「無から有を生じさせる」集合論の妙
大槻文彦―「言葉の海」に乗り出した異能ぶり
ソースタイン・ヴェブレン―曲折と逸脱と予言者的洞察と
ゲオルク・ジンメル―今世紀的「都市と社交の感性」の供給者
エドムント・フッサール―意識のよい深い地点を目ざす現象学
アンリ・ベルクソン―「分析」より「直観」で実在に迫る
ジョン・デューイ―「普通の人々」への信頼が哲学の土台
内村鑑三―日本的曖昧さのない「非寛容の精神」
新渡戸稲造―国際主義とナショナリズムの折衷
津田梅子―「良妻賢母」を超えた女子教育に邁進〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
井上裕紀男
9
生い立ちの環境に差はあれど、研究に対する没入感や使命感には共通するものを感じる巻。難解な話も多く読み進みづらい部分が多い。 ホイジンガ・柳宗悦・マハラノビス・エリクソン・レヴィナスはやはり面白い。ヴェイユの障害は驚嘆。植草甚一・レイボヴィッチ・梅棹忠夫・ヴィーゼルには興味が湧いてきます。 宮本常一への評価をはじめ、収録された人々の活動や作品に対する評論者の鋭い批評が読めるのも良いかと思います。 シオニズムに対する色々な考えが本書から読み取れますが、争わずに進める知見を持つ探究者が中東に現れてほしい。2024/01/18
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