目次
1章 パラダイムシフトの時代
2章 マルチメディア中世
3章 洗脳社会とは何か
4章 価値観を選択する社会
5章 新世界への勇気
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ochatomo
12
アルビン・トフラー氏が「第三の波」で農業革命・産業革命のように情報革命と着眼 価値観の提示と具体的要求と成果の報告の3つ揃ってイメージキャピタルは増大し、現状維持では確実に目減り 1995刊 文庫化1998年2012/02/04
テキィ
6
「宗教の死」があり、今「科学の死」に立ち会っているというのは事実だろう。科学もまた宗教の子供の一人なのだから。だけど私は科学が好きなのだ。これは生まれ育った時代の問題。2011/12/10
ららら
3
25年前の本なのにピタリと現代の様子を言い当てているようだ。のちに「評価経済」という言葉に直されたようだが、現代人のメンタリティやインターネット技術の発達による時代の潮流と、人々の「普通」が変わっていくことを見事に解説しているように思う。2021/03/18
ルンブマ
3
「高度情報社会とは、情報の数が増えるのではなく、一つの情報に対する解釈がムゲンに流通する社会」と20年前の岡田は述べているが、まさしく現在はその通り、というかそれの極限にある。情報の「多数性」ばかりが重要視され、情報の「多様性」は全くと言っていいほど現代にはない。みんなが『鬼滅の刃』を語っている。さて、民主主義とは、いろんな人がいろんな考えを持っていないと機能せず、意見の多様性が不可欠であるが、これまでの民主主義論者は意見に多様性があると前提してしまっていた。情報社会に民主主義を機能させるにはどうすれば?2021/02/07
Kazuyuki Koishikawa
2
「科学の死」に立ち会っている。というの衝撃だった。 資源が足りない時には時間があまり、その時間で精神的活動を積極的に行うようになるとか面白い視点だった。2011/11/27