出版社内容情報
日本と朝鮮は海をへだてた隣同士.古代から深い文化交流を重ねてきました.近代に入ると日本の侵略で親密な対話はむずかしくなりますが,日本にはいまも約七○万の朝鮮人が暮らしています.これまでの歴史を学び,日本人と朝鮮人がともに生きていく道をさぐります.身近なところから国際化を考える本.
内容説明
日本と朝鮮は海をへだてた隣同志。古代から深い文化交流を重ねてきました。近代に入ると日本の侵略で親密な対話はむずかしくなりますが、日本にはいまも約70万の朝鮮人が暮らしています。これまでの歴史を学び、日本人と朝鮮人がともに生きていく道をさぐります。身近なところから国際化を考える本。
目次
1 朝鮮との出会い
2 日本と朝鮮の交流史
3 日本の近代と朝鮮
4 戦後の日本と南北朝鮮
5 在日朝鮮人
エピローグ ともに生きるために
関連年表
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
著者の生き様を学ぶ庵さん
37
大学時代に読んだ本の再読。少数派として生きると帰属先がなくて困るということは分かる。しかしいつまでも恨み辛みを前面に出し、それを「恨(ハン)の文化」とするのは考え物。北朝鮮側の著者と会ったことがあり、著者が民族統一を願う気持ちが強いのは分かった。しかし旧共産圏側が購買力の低さにより二級市民化したドイツ統一から学び、朝鮮統一に向け回避策はないのかと著者に質問すると「それは重要でなく、民族統一優先」という回答に唖然とした。自ら背負う特性を学問にすることに無理があるが、遠くから見る客観的視座の設定は可能なはず。2016/11/03
喪中の雨巫女。
11
姜尚中さんの『母(オモニ)』を読んで、興味が出て読む。最近、又色々あり、今年は、仲良くなれるといいが。2011/01/05
Isuke
4
学校では習わなかった朝鮮半島の歴史がありました。歴史と著者の想いが怒濤のように書かれています。書くことが多すぎて、事実の羅列になっているのはこのシリーズとしてはやむを得ないところでしょうか。このシリーズにしては、文体がアカデミックな印象を受けました。「侵略した者も、侵略された者も深い傷を負っている」ひとりの人間として、事実と向きあっていきたいです。2009/07/02
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