岩波ジュニア新書<br> 地震・プレート・陸と海 - 地学入門

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岩波ジュニア新書
地震・プレート・陸と海 - 地学入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 228p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005000920
  • NDC分類 K450

出版社内容情報

「陸と海はどうちがう?」「地球のふくらんでいる所が陸で,へこんでいる所が海です」この答では,現代の中高生としては失格です.この本は,大規模なプレート運動によって,海が拡がり,地震・火山・しゅう曲などの地質活動が起こるダイナミックなメカニズムを,わかりやすく解説します.調べれば調べるほど地球は面白い.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

月讀命

55
地球は生きているんだな。そんな事を再確認させてくれる書である。我々は、地球上にある大地は不変であると考えている。しかし、地球内部は、非常にゆっくりではあるが確実に動いている。その動きが、当然地球の表面の形をも変える。プレートの動きで地震が発生したり、山が出来たり、真っ直ぐな河川をも曲げてしまったりする。ウェゲナーの大陸移動説で示す様に大陸さえ形を変える。今や人類はスペースシャトルで宇宙に飛び出す時代であるが、まだ行く事が出来無い地球内部についての知らない事を教えてくれる本であり、更に興味は深まるばかりだ。2011/08/20

くろほ

6
'85年初版なので内容が古い箇所はあるが、概ねわかりやすかった。まさに「固体地球学の基礎」というかんじ。想定外の地震なんて誰が言った?2011/04/19

本命@ふまにたす

3
狭い意味での「地学」の入門書。やや古いので、最新の知見を反映しているとは言えないが、図解を多用して、わかりやすく地学的現象について解説している。2022/10/22

1484h

2
学生時代以来再読したけど、さすが名著と呼ばれるだけあってうまく書かれている。固体地球科学の本質的に大事なポイントが的確におさえられているので、出版から35年以上経過した今でも読む価値が減じていない。2023/08/20

Kazuyuki Kuroki

1
あまり良い本とは言えない。 「中央海嶺を探してみてください」とか書いてるくせに、図中に「中央海嶺」がない。 「アルキメデスの原理を考えればすぐわかることですね」と言われても、たいていの中学生は知らないだろう。 「恐竜の骨のようでしょう」というが、どこのなにを指しているのかさっぱりわからず、結局なにを言っているのか見当もつかない。 私はそんなに暇ではない。馬鹿らしくなって、P98で読むのをやめた。 ジュニア諸君もこんな本を読まされたのでは大変だろう。 子供向けの本なら、もっと気を遣って書くべきである。2021/07/09

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