岩波新書<br> 稲作の起源を探る

岩波新書
稲作の起源を探る

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  • サイズ 新書判/ページ数 201p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004305545
  • NDC分類 616.2
  • Cコード C0221

出版社内容情報

水田稲作の発祥・伝播について,いまなにがわかっているのか.古代植生を分析するプラント・オパール法を開発した著者は,その方法を駆使して弥生農耕を復原し,縄文農耕の可能性を論じ,さらに世界最古と目される中国・長江デルタの水田址の発見経過を語る.確かな情報が提示されるなかに,農学者としての熱い思いが伝わってくる.

内容説明

水田稲作の発祥・伝播について、いまなにがわかっているか。著者は新しい分析方法=プラント・オパール法をわかりやすく解説し、その方法を軸に、弥生農耕の復元に挑み、縄文農耕の可能性を論じ、さらに世界最古と目される中国・長江デルタの水田址の発見経過を語る。

目次

1 プラント・オパール分析法とは
2 弥生時代の水田稲作
3 焼畑の里を訪ねる
4 縄文農耕の可能性
5 稲作の発祥地を求めて―中国・長江デルタの発掘調査
むすび