岩波新書<br> 現代日本の保守政治

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岩波新書
現代日本の保守政治

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  • サイズ 新書判/ページ数 208,/高さ 18X11cm
  • 商品コード 9784004300618
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0231

出版社内容情報

保守政治はなぜ続くのか.その構造はどう変わりつつあるか.支配体制の腐蝕はどこまで進んだか.佐藤長期政権の時代から“三角大福鈴”五代による混迷期の模索,さらに中曽根を経て竹下に至る四半世紀の歩みを検証し,自民党政治の特質を浮かび上がらせる.長い取材経験を生かして,代議士の生態やカネとの結びつきにも光をあてる好著.

内容説明

保守政治はなぜ続くのか。その構造はどう変わりつつあるか。支配体制の腐蝕はどこまで進んだか。佐藤長期政権の時代から“三角大福鈴”5代による混迷の模索、さらに中曽根を経て竹下に至る4半世紀の歩みを検証し、自民党政治の特質を浮かび上がらせる。長い取材経験を生かして、代議士の生態やカネとの結びつきにも光をあてる好著。

目次

序章 戦後政治から現代政治へ
第1章 佐藤長期政権の明暗
第2章 1970年代の混迷
第3章 保守再建の模索
第4章 一党支配の再構築
第5章 現代保守政治の生態
終章 政治に問われるもの

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aki

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「昭和は遠くなりにけり」を実感。佐藤栄作政権から、田中、三木、福田、大平、(鈴木)、中曽根という、いわゆる「三角大福中」の時代を描く。ひとことでいえば、田中の日中国交回復と中曽根の行政改革。そのほかは付録のようなものだ。保守政治の生態を描いた第5章や「政治がどうだこうだ」という「あるべき論」の序章、終章はいらんから、中曽根時代を、もうちょっと分厚く書いて欲しかったな。いま考えても、よくぞ国鉄、電電公社、専売公社の民営化を実現できたものだ。その点に関してだけは中曽根の判断・行動は神がかっていた。2014/09/23

Naota_t

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「現代日本の」と言っても、自分が生まれる前後の政治のお話。 佐藤長期政権の時代から、“三角大福鈴”五代による混迷期の模索、さらに中曽根を経て竹下に至る四半世紀の自民党政治を検証する。 「保守政治」って言われても、それ以前の鷹派政治を知らないし、自分の中でアグレッシブな政治って小泉純一郎時代くらいしか感覚がない。 まぁ読み物として「へー」と読み進めるには損はないと思います。 分からないながらにも、こういう本をもっとたくさん読んで、ざっくりでいいから自分の政治観っていうのを培っていきたい。 2013/06/30

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Y-202009/03/22

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