出版社内容情報
鍋島藩士・山本常朝(一六五九‐一七一九)の口述に成った同藩の記録で,鍋島藩に仕える武士たちの修養の書.ここに記された果し合いや殉死といった血腥い出来事に常朝は武士道の真実を見たのである.「武士道といふは死ぬ事と見付けた」本書は乱世を生きた武士たちの到達した峻烈な人生哲学の極点を鋭く象徴しているといえよう.
鍋島藩士・山本常朝(一六五九‐一七一九)の口述に成った同藩の記録で,鍋島藩に仕える武士たちの修養の書.ここに記された果し合いや殉死といった血腥い出来事に常朝は武士道の真実を見たのである.「武士道といふは死ぬ事と見付けた」本書は乱世を生きた武士たちの到達した峻烈な人生哲学の極点を鋭く象徴しているといえよう.
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