出版社内容情報
北海横断の航海から帰った子どもたちは,浮き沈みする秘密の島々で,探検とたたかいの夏休みをすごす.大航海とアフリカ探検とインディアンの話をミックスしたこの物語は,冒険の領域をさらに広げる.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
更夜
11
最近、キャンプ動画をぼんやり見ています。自分では決してやる事はないだろうと思いつつ、つい、アーサー・ランサム全集の中でキャンプ場面の多いこの本を手に取りました。ランサムの本の通りにすればキャンプができる、と言われたくらい、リアリズムに徹したキャンプを楽しむ子供たち。潮の満ち引きのある沼沢地帯で大人の手を借りずに自分たちの地図を作る、という一週間を描きます。特筆すべきはこの巻で赤ちゃんだった末っ子のブリジットが参加すること。笑わせてくれます。自立精神というものはキャンプが一番いいかもしれないですね。2016/01/20
ぱせり
3
(再読) おもしろかったんですけどね。秘密の宝(?)のありかでも、こっそり暗号で地図の中に忍ばせておいたらよかったのに。そして絶対親にばらさないんだよ。そうしたら、もっとおもしろかったのに。前作で親の懐を飛び出したはずの子どもたちがちゃっかり舞い戻ってしまったようでちょっと不満。2009/09/11
ブラックティー
2
潮の干満で地形が変わる土地での冒険というのがツボでした。ブリジットの参加で何かほのぼの度合いが増している点もよかったです。そして物語の終わり方が、文章も含めとても気に入っている1冊です。(再読)2011/11/25
dumpty
2
アカラブグナダバラク!あれっ、違う?2010/09/16
nora
2
スリル満点、ハラハラドキドキの紅海横断、かなり本格的な(笑)野蛮人の祭り、新登場の(マスト)ドンの苦悩・・・シリーズ屈指の面白さ。カラバダングバラカ!アカラブガンダバラク。2010/09/07
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