出版社内容情報
昭和20年3月10日の東京大空襲で，長年住み暮した偏奇館は，灰燼に帰した．明石，岡山，熱海への逃避行の後，市川に寓居を構え，戦後時代が始まる．浅草通いに反時代的姿勢を貫く晩年の荷風の姿が描かれる．
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
pjolpjol
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ようやく全ページの95％くらいの不明なルビなし漢字を調べ付箋をくっつけた。復読するときに大いに役立つだろう。読めない漢字をスキップするのは落ち着かないので、面倒臭かったが調べてよかったと思う。他の巻を読むときにも役立つだろう。2022/09/14
