出版社内容情報
若い世代、中高年、女性・・・。非正社員として直面していること、パート、アルバイト、契約社員、派遣、請負等の現状を多角的に描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
12
この本が出版されたのは2005年。それから9年の間に非正規雇用は増加を続け、格差社会化がより顕著になっている。団塊世代の退職の後、企業は一層非正規雇用を進めていくのではないか、日本経済が回復傾向という状況とは 裏腹に、若者のフリーターの増加とそれに伴う経済的な困窮から消費の減少、婚姻の減少からもたらせられる少子化。これからの日本はどこへ向かうのか不透明さが残る。国全体で、真剣に取り組む時期であると感じた。2014/02/13
Riopapa
4
非正社員は安すぎて、正社員は忙しすぎる。あまりにもバランスの悪い現代の企業の雇用形態。日本は経済のファンダメンタルがしっかりしているというが、これで30年後、50年後は大丈夫なのだろうか。2012/12/12
Jagrass03
4
この手の書物を定期的に読んで危機感を持続させないと……と思って読んだ。登録型派遣は過去に自分もやって死にたくなったので、その項は読むのが辛かった。2011/11/28
takao
2
ふむ2023/06/23
Sosseki
2
正社員が非正社員に近づく、はまさに進行中。若者が希望を持てる社会に2010/02/14