出版社内容情報
卓越した政治手腕をもって崩壊寸前の徳川幕府に重きをなし,維新後は,海軍卿・枢密顧問官として明治新政府に参与した勝海舟(1823-99)が,その50年におよぶ政治生活をふりかえって語る幕末明治の貴重な体験談.
内容説明
卓越した政治手腕をもって崩壊直前の徳川幕府に重きをなし、維新後は海軍卿、枢密顧問官として明治新政府に参与した勝海舟が、その五十年に及ぶ政治生活をふりかえって語る幕末明治の体験談。歴史的証言として貴重なことはもちろん、筆録者巌本の筆は海舟の語り口を巧みにうつし、魅力あふれる人柄をいきいきと伝える。