出版社内容情報
いつも冗談が現実になるファインマンさん.今度はソ連の辺境の国に行こうということになった.しかしソ連官僚機構の壁は厚く,手を尽くしてもなかなか行かせてもらえない.魅力的な国にはたしてたどりつけるだろうか.
内容説明
いつも冗談が現実になってしまうファインマンさん。今度はちょっとした話から、ソ連の辺境にあるチューバという国に行こうということになった。ところがソ連官僚機構の壁は厚く、あれこれ手を尽くしてもなかなか行かせてもらえない。知れば知るほど魅力的な国に、はたしてたどりつけるだろうか。舞台でドラムの演奏をしたり、ヌーディストのキャンプでマッサージ師をしたりという楽しいエピソードも一杯。ファインマンさんの愉快な冒険。
目次
そんな国などあるもんか!
四五 雪もよう 私
ふしぎなメロディ
酋長万歳!
アジアの中心の現われた僕ら
チューバに行った三人のアメリカ人
モスクワ会議
素人外交官
道化師か詐欺師か
ケラー協約
旅行準備完了
カタリナ・カウボーイ
ついに招待状がきた!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スクミリンゴガイ
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面白い科学者が集まってこんなことになっちゃったよというお話。ファインマンさん本当に尊敬します。2013/03/20
いかちょー
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KYZYLという母音の無い名前の首都を持つ、冷戦時代のソ連の片隅にあるタンヌ・チューバという国に行こうとするファインマンと著者ラルフ・レイトンの奮戦記。だが、ファインマンはほとんど登場しない。やっとのことで招待状が届いたときには、ファインマンは既に亡くなっていた。ファインマンがすべてのことを面白いこと、楽しいこと、笑うことに変えていったのに対し、レイトン氏は皮肉屋だったことが伺える。訳者も前作と同じなのに少しも面白くなかったのは、著者の力量不足だろう。2010/11/30
ヤッシー
0
登場人物2018/08/18