出版社内容情報
アジア・太平洋戦争の性格や植民地支配の認識をめぐって,なぜ現職閣僚らの「妄言」がくり返されるのか.国民の戦争観はどのように形成され,どう変化してきたか.政治家の発言から戦記ものまで膨大な素材をもとに検証.
内容説明
アジア・太平洋戦争の性格や植民地支配の認識をめぐって、なぜ閣僚らの「妄言」がくり返されるのか。国民の戦争観はどのように形成され、どう変化してきたか。一億総懴悔論、大東亜戦争肯定論、そして戦後五十年国会決議…。政治家・知識人の発言から戦記ものまで膨大な素材を検証し、戦争責任について国外向けと国内向けの「ダブル・スタンダード」が使い分けられてきたことを鋭く描き出す。
目次
第1章 歴史意識は転換したか
第2章 「太平洋戦争史観」の成立
第3章 認識の発展を阻むもの
第4章 ダブル・スタンダードの成立
第5章 戦争体験の「風化」
第6章 経済大国化のなかの変容
第7章 ダブル・スタンダードの動揺
第8章 歴史からの逃避
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