斜め45度の処世術

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斜め45度の処世術

  • 著者名:小川哲【著】
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  • CEメディアハウス(2026/04発売)
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  • ISBN:9784484221595

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内容説明

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小川哲、初エッセイ!世間から2cm浮いてる“SF作家”が贈る苦笑いと共感が止まらないひねくれ者の処世術

今最も注目の小説家 小川哲、初エッセイ! 世間から2cm浮いてる“SF作家”が贈る苦笑いと共感が止まらないひねくれ者の処世術。「今日暑いですね」という雑談は意味がなさすぎて恥ずかしく、「とりあえず生」は思考停止に思えて腹が立つ。暦という恣意的なシステムが更新されるだけの正月になんの価値があるのか……「そんなことを気にするのはお前だけだ」と言われるこの世の中は作家にとってどうも住みづらい。そんな日々のモヤつきのかわし方を「ひねくれ界のひねくれ者」の独特な視点で綴るショートエッセイ集。


著・文・その他:小川哲
1986年、千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年に『ユートロニカのこちら側』で第3回ハヤカワSFコンテストの〈大賞〉を受賞しデビュー。2018年に『ゲームの王国』で第38回日本SF大賞と第31回山本周五郎賞を、2022年に『地図と拳』で第13回山田風太郎賞を、2023年に同作で第168
回直木三十五賞を、『君のクイズ』で第76回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編集部門〉を受賞。2026年には同作が映画化。他の著作に『嘘と正典』『君が手にするはずだった黄金について』『スメラミシング』『火星の女王』『言語化するための小説思考』などがある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

179
小川 哲は、新作中心に読んでいる作家です。 本書は、著者の初エッセイ、著者が認識しているほど変わり者ではない気がします。著者は変わり者だと自覚しているから、周りに合わせられるのかも知れません(笑) https://www.cinra.net/article/202604-whn-ogawasatoshi_edteam2026/04/26

Kanonlicht

78
『Pen』連載中のコラムを書籍化。ほとんど既読だったけど、こうやって一冊通して読むと改めて著者は、メタ認知というか、自己分析能力が高いと思う。自らのなかに思想やルールが確立しているので、行動がブレない。タイトルに斜め45度とあるように、物事に正対するのではなく、人と違う角度から捉える視点も独特。「正直者は嘘が得意」という意見には、なるほどと思った。本人はいたって「普通」のつもりでも、カレーの材料だと悟られたくないばかりにブロッコリーも一緒にカゴに入れてレジに持っていく人が普通であるわけない。2026/04/20

keroppi

73
小川哲さんは、自分のことをひねくれ者だと言う。でも「自分の常識」と「世間の常識」が垂直に交わっているわけではなく、45°くらいの交わりだと言う。その感覚から語られる様々なこと。人間関係や価値観、等々、実に興味深いし、共感もする。思わず笑ってしまうこともある。そこから感じるのは、小川さんの自分に対しての探究心の深さと、ものを見つめる観察眼の鋭さ。気難しそうで、実は楽しい人なんだなと思った。数日前にこのサイン本のつぶやきをしたのだが、小川さんのサインはとても可愛いのだ。この本を読みながら笑顔が見えてきた。2026/04/24

まちゃ

68
小川さんが「世界をどう認識しているか」語ったエッセイ集。「斜め45度の処世術」というタイトルは、ひねくれ者の視点を連想させるが、私は結構共感できました。「”性格がいい”ってなんだろう」あたりは、特に共感。私もひねくれ者か?(笑)。楽しめました。2026/06/07

ケイティ

43
電車で読むとニヤついてしまうほど、楽しくて一気読み。緻密に理屈っぽそうと気になる方だったけど、エッセイは期待以上の面白さ。ご本人はひねくれ者というが、言葉の定義や正確に表現するための段取りをきちんと遂行したいがゆえにそう思われるのだろう。普通は気に留めないか思考停止のままの通念などを、理屈で分解していくのが小気味良い。こうした心の声を主張するのでなく、誰と共有することもなく密かにずっと醸成させていったよう。たまに感じる宮沢章夫のような思考展開も好みだった。2026/05/24

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