内容説明
雲仙普賢岳噴火災害から、阪神・淡路大震災、東日本大震災まで。平成は数多くの自然災害に翻弄される時代となった。これらの復興の軌跡を振り返り、頻発する気候災害や大規模地震への備えを考える。三十余年の経験から令和の復興像を描く現代復興小史。
目次
はじめに
第1章 災害復興をどう見るのか
第2章 安全なまちをつくる―基盤整備と災害復興
第3章 公的に住宅を「提供」する―仮住まいと公営住宅
第4章 生活再建を支援する―持ち家の再建
第5章 まちの再建―生業・商業・まちなみ
第6章 「近代復興」から「生活再建」へ―令和の復興の先へ
補論 福島―原子力災害からの復興
あとがき
索引