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内容説明
金融政策分析の実践力を養う
長年の中央銀行エコノミストとしての経験を基に、理論と実務の双方の視点からバランスのとれた金融政策論を講義。
通貨の信認の重要性、制度的要素の重視、新しい理論的手法の提示、非伝統的金融政策をめぐる扱いの四本を柱に、金融の役割や金融政策の目的、金融市場調節など基本項目を網羅しつつ、非伝統的金融政策やマクロプルーデンス政策など最新必須のトピックまでを余さず丁寧に解説する、著者の持ち味と独自性溢れるテキスト!
金融理論に精通している(日銀金融研究所の所長を務めた)、中央銀行での政策現場経験がある、日銀支店長としての実務経験がある、の三拍子揃った強みを持つ著者による臨場感溢れるテキスト。
金融政策の実務と理論の双方をバランスよく記述し、中央銀行が政策金利をコントロールするという、現実とより整合的なIS-MPモデルを用いるなどのオリジナリティも持つ。歴史観を伴った記述や金融政策をめぐる最新の展開も補記する。コラムも充実。
目次
第1章 金融政策:概観
第2章 金融の役割
第3章 貨幣と中央銀行
第4章 金融政策の目標
第5章 金融政策を運営する制度的枠組み
第6章 金融政策と金利の期間構造
第7章 政策ルールとインフレ目標政策
第8章 金融市場調節
第9章 金融政策分析の基本モデル
第10章 総需要=総供給分析への拡張
第11章 非伝統的金融政策
第12章 マクロプルーデンス政策
第13章 金融政策の将来展望