脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方

個数:1
紙書籍版価格
¥2,310
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方

  • 著者名:ジョンJ.レイティ/エリック・ヘイガーマン
  • 価格 ¥2,178(本体¥1,980)
  • NHK出版(2014/04発売)
  • 冬の読書を楽しもう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~1/13)
  • ポイント 570pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784140813539

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

人間の脳は走りながら進化した。
脳と気持ちが劇的に変わる脳科学からの運動指南。
空前の脳ブームとランニング・ブームを結ぶ待望の書!

アメリカ・イリノイ州のとある学区では、朝の授業の前に「0時間体育」の試みを始めたところ、参加する生徒の成績が上がりました。しかも、0時間目の直後に受けた1時間目の教科にとくに顕著な効果が現れたのです。その理由は──予想もしなかった運動と脳の関係にありました。
運動すると気分がスッキリすることは誰でも知っています。けれどもなぜそうなるのかわかっている人はほとんどいません。本書は「運動と脳」の関係に神経科学の視点から初めてしっかりとメスを入れ、運動するとなぜ学習能力が上がるのか──のみならず、ストレス、不安、うつ、ADHD、依存症、ホルモン変化、加齢といった人間の生活・人生全般に影響を及ぼすのか、運動がいかに脳を鍛え、頭の働きを取り戻し、気持ちを上げるかを解き明かします。

目次

第1章 革命へようこそ―運動と脳に関するケーススタディ
第2章 学習―脳細胞を育てよう
第3章 ストレス―最大の障害
第4章 不安―パニックを避ける
第5章 うつ―気分をよくする
第6章 注意欠陥障害―注意散漫から脱け出す
第7章 依存症―セルフコントロールのしくみを再生する
第8章 ホルモンの変化―女性の脳に及ぼす影響
第9章 加齢―賢く老いる
第10章 鍛錬―脳を作る

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

渡辺(読書/散歩)

130
科学的なデータや論文から運動の効果を徹底解説した本。 免疫、心血管系の強化、肥満防止、注意力、集中力、ストレス耐性の強化、リラックス効果、脳の老化防止および細胞の若返りなど。運動には挙げればきりがないくらいのメリットがある。ただ、運動嫌いな人にとっては「運動を始めること」が大きなハードルになっているのが悩ましいところ。いきなり負荷の強い運動はしないこと、少しでもいいのでとにかく続けてみること、誰かと一緒に取り組むなどの工夫が大切。https://book-attic.com/sports 2023/11/04

修一朗

128
一日10,000歩活動を始めて半年たった。もともとは血糖値&便秘対策で始めたのだけど,アタマにもイイ気がしている。「運動で脳の血流が増えるとドーパミンとノルアドレナリンの分泌が増えるわ,海馬がBDNFを作り軸索も補強されるわでいいことづくめだ」を最新の神経科学のデータに基づいて説明していてすこぶる納得感がある。神経は再生せず減っていくだけというのが昔の通説だったのに,最近は運動するとニューロンが増えてシナプス可塑性も高まるという知見に変わった。まさに脳は鍛えて老化防止ができるのだ。これは元気が出るね―。。2016/10/23

TomohikoYoshida

105
有酸素運動後に勉強をすると効果が高まることや、あらゆるメンタル疾患に有酸素運動が効果的であることが書かれている。30分~60分の有酸素運動をいかに習慣化していくかが自分にとっての課題。1日8時間の睡眠と、9~11時間程度の仕事の拘束時間を除いた時間の中で(さらに寝る前の時間は副交感神経を優位にするため運動はNG)どうやって30分~60分程度の運動の時間を捻出するか、そこが悩みである。朝の散歩はしているが、20分を切る位の時間しか取れないのである。完璧は望めないので、まずは休日、できる範囲でやっていこう。2021/02/11

Take@磨穿鉄靴

99
Amazonで購入し放置していた本。運動は身体だけでなく脳にも良い影響を与えていると言う結論を実験のデータを提示し導く内容。有酸素運動は負荷も軽く万人に奨められるのは分かる気がする。本書はそれよりもっと強い負荷も取り入れた方がベターとある。ジョガーにインターバルは故障のリスクが高いけど代わりにジョグの仕上げに流しを5.6本入れれば良いと思う。継続して運動していきましょう。あなたの身体と脳の為に。★★★☆☆2018/02/27

breguet4194q

87
単に「健康のために運動する」のではなく、「脳のために運動する」という視点で、内容が展開されてます。アメリカでの実証実験の報告は信憑性もあり、色々な病気や症状を抱えている人が、運動することでどのように改善していくか、驚きを持って読み進めることができた。2021/03/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/156038
  • ご注意事項