内容説明
高齢者の人が安心して楽しめる家庭的料理が満載。新調理法クックチル調理法併記で大量調理にも対応。
目次
噛みやすさ・のみ込みやすさを考えた やわらか料理
のどごしのよさで、嚥下障害がある方に喜ばれる なめらか料理
嗅覚を刺激して、食欲をそそる仕上がりに 香りの料理
おやつも毎日の大きな楽しみの1つ デザート・甘味
単調になりがちな朝食に変化をつけ、朝から元気に 朝食料理
四季の恵みを生かした毎日のおかずと、折々の季節弁当 四季を味わう料理(冬;春;夏;秋)
バリエーションを増やせば、食事づくりがもっと楽に 麺料理
おいしい介護料理を作るための基礎知識
著者等紹介
寺島治[テラシマオサム]
1949年生まれ。69年から西洋料理の世界に入り、ウエスティンホテルナゴヤキャッスル調理部、74年ホテルアソシア名古屋ターミナル調理課長、89年名古屋クレストンホテル取締役総料理長兼総支配人、2004年名古屋クレストンホテル顧問を歴任。2004年に、病院・福祉給食をプロデュースする株式会社ティー・オー・シーを立ち上げる。名古屋経営短期大学、中部調理製菓専門学校で講師も務める。主な受賞―1983年CNG全日本フランス料理大会金メダル、1988年IOC国際料理芸術コンテスト金メダル、1998年愛知の名工、2003年厚生労働大臣賞等
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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圭
2
【再読】介護食のレシピ本。年明けから母の病状が悪化し、普通の食事が取れなくなり購入。カラー写真が大きく綺麗で、料理の見た目も華やかで美味しそう。普通食を工夫して食べやすくしたくらいの、嚥下障害が軽い人向けの料理がメインで、ソフト食やミキサー食しか食べられない場合、そのまま使えるレシピは少ないです。ただ、介護料理の基礎知識、誤嚥を避けたり、喉越しを良くする方法、減塩対策が参考になりました。幸い、母は2ヶ月の入院治療で嚥下障害もかなり改善したので、もう少し良くなったら、野菜のゼリー寄せとか作ってあげたいです。2014/04/12