にじゅうよんのひとみ

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  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784908059421
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

さえない私の、パッとしない日々を「なんだかなぁ」と過ごしている、ひとみ。適当に迎えた24歳の誕生日に、突如赤ん坊が現れる。つまらない誕生日に起きた、それはもう一人の「ヒトミ」であった。時が進むごとに成長していく、もう一人の自分。ひとみは、誕生日プレゼントに、過去の自分がやりたかったことを叶えていくのだが―。小さな奇跡―大人にも、主役にもなれない、「もういい年」の私。

著者等紹介

吉田恵里香[ヨシダエリカ]
1987年、神奈川県生まれ。脚本家、構成作家、小説家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Luna

15
自分についての話を読んでいるみたいでした2016/09/24

johnta_rou

15
タイバニから懇意にしている吉田さんの最新作。彼氏と同棲して4年、24歳の誕生日に現れた赤ん坊は、1時間毎に成長する自分自身だった。自分に押され嘗ての親友に会い、過去を振り返り、自分自身を追い込んだ彼女は決断を下す。24歳は若いよ、全然若い。ヒトミは何だったんだろう?ひとみが妄想炸裂ガールなのかと思いきや第三者にも見えるし、不思議だなぁ。ザ・吉田ワールド。2016/08/23

アズマ

13
24歳の誕生日。突然現れた赤ん坊は一時間に一歳ずつ年を取る過去の自分だった。 昔の自分と話していくことによって少しずつ変わっていくところが印象的でした。2018/04/10

koshiner3

7
24歳の誕生日の0時に0歳の自分の分身が突然現れて、1時間に1歳ずつ年をとるという斬新な設定でこの先の展開を期待させた。 全体的には楽しめたが、自分の容姿を悪く言い過ぎだし、出てくる男性のキャラが時間や年代につれて変わりすぎのきらいが有り違和感を感じた。 また、誤植が多過ぎて少し興ざめした。2024/06/17

Ruto

2
図書館。初読みの作家。24歳の誕生日を迎えたひとみが、赤ん坊のヒトミと出会う。このヒトミは1時間に1歳ずつ年を取っていき、ヒトミのこれまでの人生を振り返ることになる。この設定がなかなか面白かった。2020/04/30

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