この春、ロンドン市内のあちこちの書店でレジ近くに置いてあった、小さくて気軽に買える本。Observer紙のレストラン批評家が、いままで食べに行ったレストランの中で最低だった20店とそのレビューを選んだエッセイ集。The food here is a journey down the road to culinary hell など歯に衣着せぬ手厳しい悪口を楽しむ本だ。不味い、高い、サービスが酷いなど理由は数あれど、ここに紹介されたレストランの殆どはつぶれてしまったそうで、それはレビューで批判されたからではなく純粋にダメだったからのようだ。