《第180回紀伊國屋サザンセミナー》『みみずくは黄昏に飛びたつ』文庫化記念「冬のみみずく朗読会」(2019年12月17日)※本イベントは終了しました
第180回紀伊國屋サザンセミナー 『みみずくは黄昏に飛びたつ 川上未映子 訊く/村上春樹 語る』 |

1995年秋、村上春樹さんは長編小説『ねじまき鳥クロニクル 第3部鳥刺し男編』を刊行した直後、阪神淡路大震災に遭った故郷の神戸と芦屋でチャリティの「朗読会」を行いました。
このとき10代の川上未映子さんは、若き聴衆の一人として、村上さんの自作朗読にじっと耳を澄ませていました――それから24年、いま最も注目される作家の一人である川上未映子さんと、つねに話題作を書き続けてきた村上春樹さんの奇跡のような「朗読の夕べ」が実現します。
『みみずくは黄昏に飛びたつ』は、これまでにない深く鋭い対話とインタビューの一冊ですが、文庫化にあたって最新の対談も収録されました。軽妙洒脱なトークも交え、インタビュー時の雰囲気そのままに、「村上春樹小説家デビュー40周年」の掉尾を飾るライブ感あふれる「朗読会」になりそうです。どの作品が朗読されるか、何が語られるか......ご期待下さい。
■日時 2019年12月17日(火) 19:00開演(18:30開場)
■出演 村上春樹 川上未映子
■会場 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA (地図)
■入場料金 3,000円 (全席指定・税込・文庫新刊『みみずくは黄昏に飛びたつ』代825円含む)
・当日券はございません
※チケットは抽選販売となります
※お申込みはお1人様2枚まで
※トークイベント当日、『みみずくは黄昏に飛びたつ』1冊をお渡しします
・チケットのお申込みはお1人様2枚までです ・決済方法:クレジットカードのみ ・引取方法:セブンイレブン発券 ・座席はお選びいただけません ・抽選結果は 12月3日(火)中にメールにてお知らせいたします ・チケットのキャンセル・変更はできません ■転売防止対策の為、当日は購入者様の本人確認を実施する場合がございますので、 ・チケットには購入者様のお名前が印字されます(同伴者分は同じ購入者の氏名を印字) ※チケットのご予約、及びご購入の際にいただいたお客様の情報は全て、 |
1949(昭和24)年、京都市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。1979年『風の歌を聴け』(群像新人文学賞)でデビュー。主な長編小説に、『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞)、『ノルウェイの森』、『国境の南、太陽の西』、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『海辺のカフカ』、『アフターダーク』、『1Q84』(毎日出版文化賞)、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』、『騎士団長殺し』などがある。『蛍・納屋を焼く・その他の短編』『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』などの短編小説集、エッセイ集、紀行文、翻訳書など著書多数。海外での文学賞受賞も多く、2006(平成18)年フランツ・カフカ賞、フランク・オコナー国際短編賞、2009年エルサレム賞、2011年カタルーニャ国際賞、2016年ハンス・クリスチャン・アンデルセン文学賞、2019年グリンザーネ賞などを受賞。2018年8月より「村上RADIO」(TOKYO FM)でDJも務めている。
川上未映子 (かわかみ・みえこ)
1976(昭和51)年、大阪府生まれ。 2007年、デビュー小説『わたくし率イン 歯ー、または世界』が第137回芥川賞候補に。同年、第1回早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞受賞。2008年、『乳と卵』で第138回芥川賞を受賞。2009年、詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で第14回中原中也賞受賞。2010年、『ヘヴン』で平成21年度芸術選奨文部科学大臣新人賞、第20回紫式部文学賞受賞。2013年、詩集『水瓶』で第43回高見順賞受賞。短編集『愛の夢とか』で第49回谷崎潤一郎賞受賞。2016年、『あこがれ』で渡辺淳一文学賞受賞。「マリーの愛の証明」にてGranta Best of Young Japanese Novelists 2016に選出。他に『すべて真夜中の恋人たち』や村上春樹との共著『みみずくは黄昏に飛びたつ』、中短編集『ウィステリアと三人の女たち』など著書多数。『早稲田文学増刊 女性号』では責任編集を務めた。最新刊『夏物語』は第73回毎日出版文化賞を受賞、また世界十数カ国で翻訳が決定している。
■お問合せ 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA 03-5361-3321(10:00~18:30)