【紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA】 劇団民藝公演「新・正午浅草 荷風小伝」(2019年4月17日~28日)※本公演は終了しました
劇団民藝公演 永井荷風生誕140年 没後60年 「新 正午浅草 荷風小伝」 |
■日程 2019年4月17日(水)~4月28日(日)
■会場
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA (地図)
■作・演出 吉永仁郎
■演出補 中島裕一郎
■出演
水谷貞雄 伊藤孝雄 みやざこ夏穂
白石珠江 飯野遠 他
■ストーリー
永井荷風(1879-1959)はよく歩いた。ある時は盛り場の雑踏の中を、時には路地裏をひとり歩いた。そこでの見聞が多くの小説随筆を生み、その特異な美文と相まって文豪として名を馳せた。一方、失われていく江戸明治の風情を惜しみ、生涯時流に逆らって世間との付合いに背を向けた。その日記「断腸亭日乗」の中で、戦争へ突き進む軍政府をきびしく批判し、そんな風潮にのる民衆を皮肉る。そして最期独居老人の孤独死を自ら選ぶ。このちょっと変わった個人主義者の半生を、老後と過去とを行き来しながらユーモラスに描く。
千葉県市川市八幡、昭和32年秋の昼下がり。独りで暮らす77歳の荷風が居間に持ち込んだ七輪で野菜入りの自称釜飯をつくっている。そこへかつての愛妾お歌が久しぶりに訪ねてくる。二人の思い出話はやがて長いこと書き続けた荷風の日記へと移り、名作「濹東綺譚」の娼婦お雪との日々がよみがえる......。
■日程表
《チケット情報》 ■入場料金[全席指定] ■チケット発売 3月5日(火)10:00~ ■前売券取り扱い |
■お問合せ 劇団民藝 044-987-7711(10:00~18:00/日祝休)