【紀伊國屋サザンシアター】劇団1980公演「白浪五人女」　※本公演は終了しました

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【紀伊國屋サザンシアター】劇団1980公演「白浪五人女」　※本公演は終了しました

劇団1980公演
「白浪五人女」

■日程　 2012年12月5日(水)～9日(日)

■作　河竹黙阿弥「處女評判善悪鏡」

■脚色･演出　藤田傳

■出演
柴田義之　藤川一歩　山本隆世
上野裕子　室井美香　早野ゆかり　ほか

■
「處女評判善悪鏡」（むすめひやうばんぜんあくかがみ）通称『白浪五人女』。慶応元年(1865)初演。天保期の講釈「雲切五人男」を五人の女盗賊に書き替えながら、幕末の退廃を反映した因果応報と救いようのない不条理を、流れるような七五調のセリフと浄瑠璃を組み込んだ音楽性豊かな様式美で描き出した"白浪作者"黙阿弥、円熟期の一作。
責め場･強請場･愁嘆場、さらに女白浪ならではの色模様を組み込み、からませ、誇張し、洗練させた江戸歌舞伎ならではのこの作品を、藤田傳とハチマルが我流の舞台化。フィクションもノンフィクションも貪欲に呑みこみ、この世ならざる一夜の「狂言」として吐き出す歌舞伎という演劇のエネルギーとリアリズムに迫りながら、模倣とは異なるハチマル流の無論理な"なぐさみごと"をお送りします。

　
■日程表