【紀伊國屋サザンシアター】 こまつ座公演 「雪やこんこん」 ※本公演は終了しました
こまつ座公演・紀伊國屋書店提携 井上ひさし生誕77フェスティバル2012 第二弾 「雪やこんこん」 |
■日程
2012年2月19日(日)~3月11日(日)
※3月1日(木)休演
■作 井上ひさし
■演出 鵜山仁
■出演
高畑淳子 金内喜久夫 今拓哉
村田雄浩 山田まりや 宇宙
髙柳絢子 新井康弘 キムラ緑子 (台本順)
■ストーリー
消滅寸前の旅一座、女座長・中村梅子 起死回生の大芝居!!
「一座総勢十八名、大挙来演」と看板をかかげ、人気も芸も関東一とうたわれた大衆劇団「中村梅子一座」を待つ北関東の雪深き旅館に併設された芝居小屋「湯の花劇場」。
「こんな一座に居たんじゃ、明るい未来はありゃしねえ」「給金代わりにかつらと衣裳はいただき」と流れ流れの旅一座が小屋にたどり着いたときは、座員はたったの六名。
「正月興行までなんとかもちこたえねば」女座長・中村梅子の焦りと悩みは外の雪のようにこんこんと降り積もる。
旅館の女将・佐藤和子は、大衆演劇の大スターであったが、嫌気がさしてこの世界から足を洗い旅館を切り盛りしている。
役者の頃から尊敬していた梅子とその一座を迎え、何かと世話を焼く女将の和子と番頭の庫之介を巻き込んでの中村梅子一座の涙と人情の二日間。
円熟した鵜山仁の演出で、女座長・高畑淳子を中心に演技陣に俊材逸材を揃えて魅せる大衆演劇の舞台裏。
井上ひさしが浅草フランス座時代から集めつづけた大衆演劇の作者役者の宝石のような名台詞が、雪の花ふぶきのように舞散る『雪やこんこん』。
「裸で横に歩く奴が栄えて、まっすぐ芸で押してきたものがバカをみる世の中でございます。この頭の上の空に日光、月光そして星の光と三つの光りのあるうちは、どう落ちぶれようと、中村梅子、役者としての魂をくもらせたくない料簡でございます。」
中村梅子一座の運命やいかに・・・
どうぞ、劇場へお越し下さいますように、
座員一同になりかわりまして、
ここに、御願い、チョン、たてまつります。
日程表
《チケット情報》
■チケット発売 12月17日(土) ■前売券取り扱い |
■お問合せ こまつ座 03-3862-5941
■こまつ座 オフィシャルサイト
■井上ひさし生誕77フェスティバル2012 オフィシャルサイト