【紀伊國屋サザンシアター】 文学座公演 岸田國士傑作短編集「明日は天気」「驟雨」「秘密の代償」 ※本公演は終了しました
文学座公演・紀伊國屋書店提携 岸田國士傑作短編集 「明日は天気」 「驟雨」 「秘密の代償」 |
■日程 2011年11月4日(金)~13日(日)
■作 岸田國士
■演出 西川信廣
■出演 本山可久子 塩田朋子 石井麗子 名越志保
片渕忍 菅生隆之 大原康裕 若松泰弘
浅野雅博 ほか
■ストーリー
「明日は天気」
海岸の旅館に避暑にやってきたひと組の夫婦。
雨に降りこめられ暇を持て余す二人の会話はことごとく噛み合わず・・・。
「驟雨」
倦怠期が見え隠れする夫婦。
ある日、新婚旅行に旅立ったはずの妻の妹が突然訪ねてくる。
狼狽する妻を尻目に、普段無口な夫は雄弁に語り出す・・・。
「秘密の代償」
休暇をとって海辺の避暑地の別荘にやってきた高級官吏・生田一家。
本宅から連れてきていた小間使いのてるが、唐突に暇を申し出る。
妻は、夫か息子がてるに手を出したのではないかと疑い、ふたりを試そうとするが・・・。
日程表
《チケット情報》
■チケット発売 10月1日(土) ■前売券取り扱い |
■お問合せ 文学座 03-3351-7265(10:00~18:00/日祝休)
現代演劇の父、岸田國士の戯曲選集刊行開始。
劇に何が語られているかを問うことは、かならずしも劇それ自身の美を問うことではない。
劇が劇であるためにまず何よりも大事なのは、劇の言葉である。
つまり劇的文体。
岸田國士はこれを「語られる言葉の美」といい、「非」劇の言葉こそ問題なのだと明言した。
劇に何が語られているかを問うことは、かならずしも劇それ自身の美を問うことではない。
劇が劇であるためにまず何よりも大事なのは、劇の言葉である。
つまり劇的文体。
岸田國士はこれを「語られる言葉の美」といい、「非」劇の言葉こそ問題なのだと明言した。