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紀伊國屋書店がiPhone・iPad向け電子書籍サービス開始

紀伊國屋書店は、iPhone・iPad向け電子書籍の配信・販売サービスを6月1日から開始すると発表した。 ストア・アプリ「紀伊國屋書店Kinoppy(キノッピー)」をApp Storeから無料で配布する。

紀伊國屋書店は、iPhone・iPad向け電子書籍の配信・販売サービスを6月1日から開始すると発表した。 ストア・アプリ「紀伊國屋書店Kinoppy(キノッピー)」をApp Storeから無料で配布する。

開始時点で、講談社、光文社、河出書房新社、扶桑社、ジョルダン、金の星社、学研HDの7出版社から約1,500タイトルを提供。その後、実用書、洋書、コミックを含め、順次タイトル数を拡大する予定だという。
とくに、光文社古典新訳文庫『カラマーゾフの兄弟(1)~(5)』(分冊版・合冊版)(亀山郁夫訳)および『ウィキリークス以後の日本~自由報道協会(仮)とメディア革命~』(上杉隆著)を始めとする光文社新書18点、金の星社『ハッピーバースデー』(青木和雄・吉富多美共著)は他のサイトに先駆けた配信となる。

「紀伊國屋書店Kinoppy」は、BookWebPlusでの書籍の検索・購入決済・ダウンロードを行う「ストア」、電子書籍を読む「ビューア」、購入した書籍を整理する「ライブラリ」の3つの機能を統合したアプリケーションになる。

スマートフォンおよびタブレット向け電子書籍配信・販売サービスの本格的開始を記念し、5月20日から29日まで東京・新宿本店で、6月3日から12日まで大阪・梅田本店で実機デモを中心としたスペース展示を実施する。
展示では、すでに開始したアンドロイド™OS搭載スマートフォンとタブレット向けサービスをあわせ、実機を使ったデモを行う予定。

プレスリリース


磯野真由美

2011.05.20 テクノロジー ビジネス iPad iPhone Kinoppy 電子書籍