【紀伊國屋ホール】岡部企画プロデュース公演「玄界灘」(2012年6月27日～7月1日)※本公演は終了しました。

岡部企画プロデュース公演
紀伊國屋書店提携
「玄界灘」

■日程　 2012年6月27日(水)～7月1日(日)

■作･演出　岡部耕大

■出演
今井徳太郎　岡部大吾　小池雄介
五島三四郎　五歩一豊　森田香子　ほか

■ストーリー
舞台は1954(昭和29)年から1956(昭和31)年の西九州、今宿。
すでに原子力の平和利用が叫ばれ始めた年である。西九州今宿の村長選挙は激烈を極めている。
「原子力の平和利用」「企業誘致」をスローガンとする鯨屋の秀一と「今宿を美しいままに」をスローガンとする元庄屋の大淵政吉は今宿の村を2分して激しく対立していた。
その今宿に映画監督を名乗る内田吐夢と脚本家久保田栄太郎、助監督大林忠彦らの一行が訪れた。「わたしは女海賊になりたい」といっていた伊藤野枝と、神近市子をモデルに今宿で映画を撮る計画だという。「海賊八幡船」も描き、海には百艘もの海賊船を浮かべるのだという。「セットはそのままにして観光地にすればいい」。「無償で提供する」というのである。「その海賊船も今宿で造船し、オープンセットはそのまま観光地にすればいい」という。
題名はずばり『玄界灘』である。
岡部耕大、渾身の書き下ろし。

　
■日程表