【Kinoppy】 不朽の名著『企業参謀』がやさしくわかる!『企業参謀ノート 入門編』
『企業参謀』はロジカルシンキングの教科書であり、多くの企業家がバイブルとした名著。大前研一さんの処女作にして代表作です。文庫化もされ、総計50万人の読者に影響を与えました。
世界中のビジネススクールで読まれている大前流戦略論の原点。
今回、今なお戦略思考のバイブルとして読み続けられている『企業参謀』のエッセンスを若手ビジネスマンにもやさしく理解できるよう、再編集した『企業参謀ノート 入門編』が刊行されました。
『「企業参謀」戦略的思考とは何か』をビギナー向けに再編集!
1975年、『企業参謀』は1冊の「ノート」から生まれた――大前研一氏(談)米マサチューセッツ工科大学(MIT)の博士課程と日立製作所で原子力工学を専門にしていた私がマッキンゼーに入社したのは29歳のとき。右も左も分からない、コンサルティングという畑違いの世界に飛び込んで、経営について自分なりに気付いたことや学んだことを約2年間、大学ノートに書き留めていた。
1972年の暮れ、当時マッキンゼーの社長だったリー・ウォルトンJr.が来日し、プレジデント編集次長のインタビューを受けた。通訳を務めた私は、インタビューが終わり、編集次長をドアのところまで送っていくときに、「もし機会があれば、これが出版できるかどうか見てほしい」とノートを手渡した。1年後、編集次長から「面白い、出版しましょう」と連絡が来た。
1975年、あの1冊の大学ノートは『企業参謀』という本になり、いきなり16万部のベストセラーになった。81年には英訳本("The Mind of the Strategist")がマグロウヒルから出版され、今日では各国語に訳されて世界中で読まれている。
90年代半ばにインドのグローバルIT企業インフォシス社の初代会長ナラヤナ・ムルティと初めて会った。そのときに後継者として紹介されたのが二代目会長のナンダン・ニレカニだ。彼が「この本が私を変えた」と言って見せてくれたのは、擦り切れるまで読み込んでボロボロになった"The Mind of The Strategist" だった。
1冊の大学ノートから生まれた本は、英訳され、海を越え、今日も世界中の企業参謀たちの教科書として、マーカーでラインを引かれ、大量のメモを書き込まれているのだ。
2012年、『企業参謀』は1冊の「ノート」になった
誕生から37年、日本を代表する経営者の多くが「バイブル」として読んだ『企業参謀』。編集部の調べでは、ビジネスパーソンの多くが『企業参謀』に触れるのは、早くても課長クラスになってからというケースが多いことがわかりました。それは日本のビジネス界にとって大きな損失ではないか――と編集部では考え、より多くの若い読者に、『企業参謀』の要点をわかりやすく解説した講義ノート『企業参謀ノート[入門編]』の電子書籍版と通常版を同時刊行することとしました。大前流ロジカルシンキングを概観・速習できる内容になっています。
『企業参謀』をすでにお読みのみなさまも、復習のためのサブテキストとしてぜひご活用ください。[プレジデント社 担当者より]
ぜひ、紙の本で、電子書籍でお楽しみください。
本書は紀伊國屋書店の電子書籍で発売いたします!

電子書籍版
『企業参謀ノート 入門編』 ¥1,050(税込)
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