内容説明
外国人観光客対策は、人に、企業に、大きな変化をもたらす!新免税制度活用、外国語対応、地域連携、ハラル、WiFi、プロモーション…インバウンド担当者が悩む、集客アップ・売上アップのヒント満載!
目次
入門編(観光発展途上国、日本;訪日ゲストの巨大市場を狙え;インバウンド戦略の立案と推進)
実践編(マーケティング―訪日ゲストを知る4ステップ;商品施策―あなたの独自性は何か?;販売施策―受入環境を整えて満足向上、負担軽減;プロモーション―訪日ゲストの行動に着目)
成果と課題―ジャパン・ショッピング・フェスティバルの開催
著者等紹介
新津研一[ニイツケンイチ]
一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会。専務理事事務局長。株式会社USPジャパン代表取締役社長。1970年5月長野県佐久市生まれ。横浜国立大学経営学部卒、ファッション産業人材育成機構マネジメントコース卒。伊勢丹入社後2年間の売場経験を経て、17年間スタッフ業務に従事。営業本部戦略立案担当として、店舗運営業務から営業戦略、新規事業開発まで幅広く担当。三越伊勢丹を退職し、USPジャパンを設立。観光庁ビジットジャパンプラス会議メンバー、外国人旅行者向け免税制度に関する協議会ワーキンググループ座長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬弐仟縁
11
2030年に4.7兆円の国際観光収入を得ることを重要業績評価指標として目標に掲げた(30頁)。国連の世界人口展望(2012)では、2025年に81億人、50年96億人、2100年109億人(40頁)。予測よりも加速するペースのようだ。 訪日客単価は豪21.3万円、露21.0万円、中国20.9万円(2013年、53頁)。スキー関連も大きいのだろう。先月の試験でも一般常識で出たが、タイの伸び率は大きい(54頁)。課題は受入数と質(58頁)。 2014/09/12
Ayuko Sasaki
1
著者が百貨店畑であり、モノ、主に小売りに特化したインバウンド戦略の入門本。規模、成長率ともに存在感のあるアジアの顧客中心に話が進む。入門本なので、ハウツーも、顧客を知ること、受け入れ環境を整えること等、基本的なことがわかりやすく書いてある。日本は魅力がないのではなく、受け入れ環境が整っていない。究極の姿は、「訪日ゲストが感じる負担(不便、不満)をすべて解消し、最大の満足を提供する」ことには納得。2015/09/15
光太郎
0
インバウンドに関して概要が分かった2015/01/12
くらーく
0
関係者は読んでおいて損は無いと思う。まずは、お客様の事を知りなさい、って事なんだけど、それが出来ていないのだな。指摘していることは、いちいちごもっともで、でも、言われないと分からない。海に囲まれた民族の鈍さなのだろう。2014/12/06