文春文庫<br> 完全黙秘 - 警視庁公安部・青山望

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文春文庫
完全黙秘 - 警視庁公安部・青山望

  • 著者名:濱嘉之
  • 価格 ¥722(本体¥657)
  • 文藝春秋(2012/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167818012
  • NDC分類:913.6

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内容説明

財務大臣がパーティ会場で刺殺された。現行犯逮捕された男は「完全黙秘」。身元不明のまま起訴される。警視庁長官の特命により捜査にあたる警視庁公安部・青山望は、類似の完黙事件を知る。福岡、京都、歌舞伎町、そして永田町。青山は刑事部、組対部の同期と連携しながら捜査をすすめるうちに、政治家と暴力団、芸能界が絡み合う壮大な「戦後の闇」に突き当たる。捜査手法、情報戦の実態など公安出身者にしか書けない圧倒的なリアリティで描く、警察小説の新シリーズ第1弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のり

87
現役の大臣が刺殺され、犯人は現行犯逮捕。しかし犯人は完全黙秘。氏名さえ解明されないまま起訴。前代未聞の事件に対し警察の信用は下落。警察の威信をかけ特命捜索チームが結成。公安のエリートと呼び声高い「青山」は他部所の同期達と情報を密にして背景を追う。政治家・財界・暴力団・芸能界の闇が蔓延する中、絡んだ糸を見事にほどいていく。2020/03/26

さっこ

50
公安部・青山望シリーズ。う~ん。警察小説で公安ものということで期待して読み始めたのですが…。最初のほうは面白かったのですが、途中から組織のなんちゃらかの解説状態で読みづらかったです。現職の大臣が殺されるという内容からもっと公安の動きを描いてほしかったのですがちょっと残念。

JILLmama

46
初読み作家さん。 作家自身が元警視庁公安だったこともあり、とにかく警視庁、警察関係ウンチクやら階級の描写が多い!かなりの読みにくさですが、物凄いリアル感。小説というより、事件の捜査記録のようでした。シリーズ化しているのでボチボチ読んでみようかな。 濱さん、ググったらよくテレビでてる人でした...2017/09/15

KAZOO

44
浜さんの新シリーズを読み始めました。読んでみて思ったことは主人公が警察大学校のときの同期四人が主人公だというけれどこれは警視庁の犯罪対策にかかわる部署を四人の姿を借りて具現化したものだと感じました。悪人を追い込めて行く捜査の手法は読んでいて非常に小気味がいいくらいです。このシリーズもとりあえず読んでいこうと思っています。2014/10/14

おいしゃん

37
政界、水商売、裏社会、北朝鮮と、一つの事件がオールスターのように展開し、抜群の読み応え。2020/07/21

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