NHK出版新書<br> 哲学史入門I  古代ギリシアからルネサンスまで

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NHK出版新書
哲学史入門I  古代ギリシアからルネサンスまで

  • 著者名:千葉雅也/納富信留
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • NHK出版(2024/04発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784140887189

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内容説明

第一人者が「核心」と「面白さ」を論じ尽くす!

日本における哲学の泰斗が集結し、全3巻で西洋哲学史の大きな見取り図を示す! 第1巻は、近代以降の哲学を理解するうえでも必須の古代ギリシアからルネサンスまで。哲学という営みはいかに誕生し、受け継がれていったか。主要哲学者の思想をもとに、この時代の哲学の重要論点とダイナミックな流れを浮かび上がらせる。ゼロからの学び方、いま学ぶことの意義・効用まで――、「聞き書き」によって哲学史の「核心」と「面白さ」に迫る。ありそうでなかった決定版の入門シリーズが誕生!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ころこ

42
編者の斎藤が日本の哲学研究者のトップの方にインタビューしたものを3冊の本にするシリーズ第1巻にあたる。冒頭にある解説とその後のインタビューが各章重なり合い哲学史となっている。しかし哲学史の中身よりも注目したのは、インタビューを受けた研究者がどう考えて哲学研究に取り組んでいるかだった。第1章の納冨は「哲学の始まりを考えることは現在を考えることなのだ。その始まりは固定されているのではなく、戻ることによって始まり自体も変化していく」という。これは以降の哲学の全てにいえることだ。そして第2章の山内、第3章の伊藤も2024/04/25

ピンガペンギン

24
以前に斎藤哲也氏の本(「試験に出る哲学」)を読んだものの、ほとんどわからなかったが、この本はインタビュー形式であり、刺激を受けた。パルメニデスという「あるものは無から生まれず、無にならない」「ないはない」とか「?」となって急所となる初期ギリシャ哲学者がいた。「人間が掴んだ真理は、すぐに思い込みに転落する」と。ソクラテスの「無知の知」は間違いで「不知の自覚」が正しく、倫理の教科書では2023年からそうなっている。第1章が一番刺激的だったが、第3章「ルネサンス哲学の核心」も面白かった。千葉雅也「日常生活に→2024/06/11

ta_chanko

20
ソクラテスの主張は「無知の知」ではなく、「不知の自覚」。プラトンが怖れたソフィストは「虚偽の語り手」。今ならフェイク・ニュースやオルタナティブ・ファクト。だからこそのイデア論。普遍論争の唯名論は普遍(カトリック)は名前だけで中身がないというカトリック教会批判?人間=自由意志により自由に選択する存在。ジョルダーノ・ブルーノ処刑の理由は、宇宙の中心は存在しないと主張したから。古代からルネサンスまでの哲学入門書。読みやすいが、やや難しい。何度か読まないと。2024/05/06

三井剛一

14
哲学史をそれぞれの専門家へのインタビュー形式で書かれている。今までの入門書では拾えなかった奥深いところまで踏み入っているためついていけない部分もあった。特に中世哲学の深遠さに驚き、ルネサンス哲学は初耳のことばかりであった。ソクラテスの「無知の知」から「不知の自覚」への変更にはじまり、哲学史ながらそれぞれ核心に近いとこまで読者を連れていく一冊。2024/06/21

さとうしん

13
インタビュー形式ということもあって取っつきはいいが、内容は決してわかりやすいわけではない。今巻で扱われる範囲のうち、中世とルネサンスの哲学は一般に馴染みがない分野であろう。しかし古代から時代を追って解説されることで何となく脈絡のようなものが見えてくるような気がする。その古代についても、哲学のはじまりは固定されているわけではなく、後から振り返ることではじまりの地点も変化していくという議論がおもしろい。2024/04/19

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