「いのち」の重み 小児科医と臨床宗教師が語る「心の処方箋」

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「いのち」の重み 小児科医と臨床宗教師が語る「心の処方箋」

  • ISBN:9784333027316

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内容説明

40年間、難病の子どもたちと向き合ってきた小児科医と、日々悩み苦しむ人たちに献身的に寄り添う僧侶との対談集。人はどんなに傷ついても、辛いことがあっても「立ち直る力」が備わっていることを、深く、優しく読者に伝える一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どんぐり

69
「人のいのちの尊厳やその重み」を語り合った本。対談者の一人は、生きたいと思っているのに死ななければならない小児がんの子どもたちのいのちの儚さと生きることの重みを見つめてきた小児科医の細谷亮太氏。もう一人は、目の前の苦しむ人に寄り添いながら心のケア(スピリチュアルケア)の臨床宗教活動を行っている飛騨千光寺住職の大下大圓氏。医者も臨床宗教師も、自分のことを一生懸命にしていれば、自然に他の人のためにもなる「自利利他」の職業であり、死ぬことと生きることを見つめてきた二人の対話は、心にしみわたる言葉に満ち溢れている2016/06/20

月華

4
図書館 対談集。細谷先生の本という事で借りました。小児科医と住職という接点が無さそうな職業のお二人でしたが、人に寄り添う、という共通の生き方をされているように思いました。2017/04/06

さなだーまん

0
細谷先生の講演で購入。患者さんとの距離感を1.5人称という絶妙な表現をされている。医療を突き詰めると宗教観、倫理観が大事で哲学的なところに向かうのだろう。自利利他を正しく理解できた。2017/04/13

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