ちくま新書<br> 高校生のための経済学入門【新版】

個数:1
紙書籍版価格
¥990
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

ちくま新書
高校生のための経済学入門【新版】

  • 著者名:小塩隆士【著者】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 筑摩書房(2024/02発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480075871

ファイル: /

内容説明

毎日の経済ニュースの捉え方や見方を高校生が理解できるように、経済学の考え方を徹底的に分かりやすく解説します。需要と供給、市場メカニズム、金利、格差、効率と公平、景気、物価、GDP、人口減少と経済成長、インフレ、金融政策、税金と財政、社会保障、円高と円安、比較優位、貿易と世界経済……ポイントやキーワードを押さえながら、経済学の全体像を一気につかみましょう。ビジネスパーソンや大学生など、高校生以外の学びなおしにもピッタリの最高の入門書。

目次

はしがき/序章 経済学を学ぶ前に/1 経済学はどのように学ばれているか/2 高校生にとっての経済学/第1章 需要と供給の決まり方/1 需要の大きさはどのように決まるか/2 価格と需要の奇妙な関係/3 供給の大きさはどのように決まるか/第2章 市場メカニズムの魅力/1 需要と供給を出合わせる/2 競争はいいことか悪いことか/第3章 なぜ政府が必要なのか/1 市場の「失敗」を補正する政府/2 高所得層から低所得層への所得再分配/3 経済を安定化するという役割/第4章 経済全体の動きをつかむ/1 経済全体の大きさを測る/2 景気の動きを捉える/3 物価と経済の関係を探る/4 経済成長のメカニズムを考える/第5章 お金の回り方を探る/1 お金の役割を考える/2 お金の動きを追ってみる/3 日本銀行の役割──金融政策の話/第6章 税金と財政のあり方を考える/1 「大きな政府」vs「小さな政府」/2 税金の納め方と使い方/3 財政赤字をめぐるさまざまな議論/4 世代と世代の利害対立/第7章 世界に目を向ける/1 なぜ外国と貿易取引をするのか/2 貿易収支は黒字が望ましいのか/3 円高と円安、どちらがよいか/4 深まる世界の結びつき/おわりに/索引

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

三井剛一

20
高校生向けとあって薄く広く、ミクロ・マクロ経済、海外貿易についてわかりやすくまとまっていた。索引がついてるのも便利。効率性と公平性のバランスをどのようにとるかが経済学の軸。三面等価の原則は、学び直しが必要。今後の経済学の学びで、辞書がわりに何度も読み返すだろう一冊だった。2024/06/05

三井剛一

18
本書は、偏りなく中立で、わかりやすく、コンパクトにまとまっている良書。恥ずかしながら銀行預金が国債になっているのに、びっくり。日銀、銀行、国民のやりとりが少し見えてきた。金融緩和により低金利から円安が進む流れが、よくわかった。これから経済を考える上での自分の土台となる一冊。2024/11/17

Humbaba

2
その事象に対して完全な情報を持っていれば、その値段は適切な価格に落ち着く。一般的なものであれば完全、あるいは完全とはいえないまでも十分に多くの情報が手に入るため適切な判断が可能となる。一方でそれほど多くの人がかかわってこない問題や、めったに遭遇しないものへの対処となると、情報は完全ではなくなる。その場合には価格は適切なものになるとは限らず、市場は正常に動作しなくなってしまう。2024/08/06

takao

2
ふむ2024/06/10

安土留之

1
たいへんわかりやすく、そして、特定の経済学派の意見に偏ったものではないので、最適な入門書であり、社会人が読んでも勉強になると思います。なお、高校生の時は外国語、数学、科学を勉強したり、名著を読むことが重要と著者は述べている。確かにそうだが、高校生だけでなく、大学生にも必要なことでしょうね。2025/07/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21766334
  • ご注意事項

最近チェックした商品