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内容説明
「日本は豊かな国」「日本は経済大国」、それはもはや過去の話。
いま、世界経済における日本の現在地は、モノの値段・給料・不動産の価格などから見ても「安い国」になります。
世界の優良企業トップ50社でも、日本の企業でランクインしたのは0。すっかり「稼げない国」「競争力の低い国」「安い国」になってしまった日本の経済は、これからどうなるのか?
池上さんが、世界各国の「モノの値段」「賃金」「不動産価格」から世界経済の流れを読み解きます。
◎世界的に物価があがっている「インフレ時代」ってどういうこと?
◎いま日本が安い国って、どういうこと?
◎そもそも日本経済がずっと不景気だった理由は?
世界の潮流のなかで、日本の経済が停滞している理由や、今後の日本経済が復活するポイントを説く1冊です。
※カバー画像が異なる場合があります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
せっちゃんさん
18
「インフレ」にまつわる昨今の状況を、サラっと浅く広くまとめた内容。深い内容は無いけど、"まとめサイト"的に俯瞰して読むのには◎。特に海外の住宅価格事情やら、国内消費の指数等、時事ネタ要素は成る程感。たまにこの手の要約本で頭の整理するのは有用。2024/07/31
ランラン
8
世界的なインフレの進行。日本は金融緩和の出口戦略に苦しんでいる。ここ10年でこうも世界に後れをとってしまった日本。長期的な視点でみると少子高齢化対策、企業の内部留保をどう活用していけるかが大事である。2024/03/16
ふくとみん
5
さらりと読めるが政府の方針に追随した感じで疑問が残った。2024/02/07
ちい
4
岸田総理が退任する。増税メガネと揶揄されていたが、新NISA創設や、賃上げのために邁進してくれた。医療従事者にも恩恵があり、ベースアップ評価料が算定(基本給の原資を患者さんから徴収)されることになり、基本給が3%以上上昇した。本に出てきたバブル時代の人のお金遣いを知ると、世代間格差の怨嗟の矛で、高齢者に対して過剰な医療費は使って欲しくないと思ってしまう。若い世代は特に、老後は自分で備えるしかない。益々金融リテラシーが大切になってくる。先日の大暴落には肝を冷やしたが、インフレ資産(株)で対処するほかない。2024/08/18
アーキー
2
★★★☆☆ 72 2024/06/09