モヤ対談

個数:1
紙書籍版価格
¥1,870
  • 電子書籍
  • Reader

モヤ対談

  • 著者名:花田菜々子【著】
  • 価格 ¥1,683(本体¥1,530)
  • 小学館(2023/11発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784093891431

ファイル: /

内容説明

20名のゲストと名物書店員が語り尽くす!

ドラマ化されて大反響をよんだ『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』の著者で、「蟹ブックス」を経営する名物書店員の花田菜々子氏が20名のゲストを招き、さまざまなテーマについて語り尽くした対談集。いまを生きる私たちの羅針盤となり、心の処方箋となってくれる必読の一冊。

<お話をしたゲストたち>
*ヨシタケシンスケ 「大人だって完璧じゃない」
*窪美澄 「子持ちの恋愛」
*山崎ナオコーラ 「家事と生産性」
*ブレイディみかこ 「エンパシーの鍛え方」
*荒井裕樹 「マイノリティーと人権」
*岸政彦 「『聞く』ってむずかしい」
*ひらりさ 「推しとお金と私」
*東畑開人 「心を守るには」
*西加奈子 「助けを求める」
*ジェーン・スー 「おばさんを楽しむ」
*ツレヅレハナコ 「コロナ禍と食」
*永井玲衣 「手のひらサイズの哲学」
*宇多丸 「人生相談に正解はない」

その他
メレ山メレ子/田房永子/植本一子/大前粟生/吉田貴司/岩田徹/飯間浩明 

文芸誌『STORY BOX』の人気連載が待望の書籍化!

(底本 2023年11月発売作品)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

24
書店員と著者による1on1の読書会を、20回も追体験できる。これほど贅沢な本ってあるだろうか?いや、ない(反語)▼キャッチーな一行ではないけれど、花田さんとゲストの間の文脈でこそ刺さる…そんな名言が詰まっている▼"(前略)苦しみが発生したときに決して思考停止することなく、自分のことも他者のことも理解しようともがき続けているような人。そういう人の書いた本が好きだ"(あとがき)私も「もがきBOOKS」という帯を付けるくらい、そんな人の本が好きですね。2023/12/07

阿部義彦

21
元々はビレッジ・ヴァンガードで経験を積んだ書店員でそこから色んな書店の店長を経験し、日比谷に女性専門の本屋(HIBIYA COTTAGE)をオープンしたものの、4年で閉店してしまいました。兎に角本が好きでベストセラーになった本『出会い系サイトで70人と~』は私も既に単行本で読んでました。そんな彼女は懲りずに再び高円寺に『蟹BOOKS』を仲間とオープンしました。そんな本屋に彼女が置きたいと思った著者との対談集です。女性の人間関係に関する本が多めですが、私的にはそれ以外の哲学、生活史、書店経営者等が良かった。2023/12/07

K1

20
読みたい本が増えてしまいました。そして、読みたいと思ってそのまま積読になっている本が結構ありました(苦笑)。お気に入りの本の著者とお話しができるって、うらやましい限りですが、そこに愛を感じました。2024/02/23

hitomi

19
図書館の新刊コーナーで見て。面白かったです。「流浪の書店員」の花田さんが面白いと思った本について、その本の著者と対談した対談集。対談相手は錚々たるメンバーですが、ブレイディみかこさん、岸政彦さん、飯間浩明さんとの対談が特に面白かったです。花田さんの聞き手としての能力が半端ない!と感心。ただ、タイトルからはどういう対談なのかが分からないのが、すごくもったいなく感じました(雑誌連載時の長〜いタイトルを超短くしたようですが)。著者は2022年、高円寺に書店を開いたそうで、行ってみたいなと思いました。2024/01/13

ちょこ

18
20人との対談の本。本をテーマという意味では統一性はある。誰かと話すって考えをまとめるには大事なことなんだろうなあと思ったり。1人で考える時間も大事なのと同じくらい、対話も大事なんだと思う。読みたい本リストに加えたい本がいくつかあったのは収穫である。読みながら「あーこれは私の考えとはちょっと違うなあ」とモヤモヤする部分もあったがそれ含めて誰かの思考をトレースするのは面白いなと思う。2024/03/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21618554
  • ご注意事項