内容説明
20名のゲストと名物書店員が語り尽くす!
ドラマ化されて大反響をよんだ『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』の著者で、「蟹ブックス」を経営する名物書店員の花田菜々子氏が20名のゲストを招き、さまざまなテーマについて語り尽くした対談集。いまを生きる私たちの羅針盤となり、心の処方箋となってくれる必読の一冊。
<お話をしたゲストたち>
*ヨシタケシンスケ 「大人だって完璧じゃない」
*窪美澄 「子持ちの恋愛」
*山崎ナオコーラ 「家事と生産性」
*ブレイディみかこ 「エンパシーの鍛え方」
*荒井裕樹 「マイノリティーと人権」
*岸政彦 「『聞く』ってむずかしい」
*ひらりさ 「推しとお金と私」
*東畑開人 「心を守るには」
*西加奈子 「助けを求める」
*ジェーン・スー 「おばさんを楽しむ」
*ツレヅレハナコ 「コロナ禍と食」
*永井玲衣 「手のひらサイズの哲学」
*宇多丸 「人生相談に正解はない」
その他
メレ山メレ子/田房永子/植本一子/大前粟生/吉田貴司/岩田徹/飯間浩明
文芸誌『STORY BOX』の人気連載が待望の書籍化!
(底本 2023年11月発売作品)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
54
【自分が面白いと思う本の著者20人をゲストに呼び、その本について対談】連載が一冊の本に。いつも“この本めちゃくちゃ面白いから、もっとみんなに知ってほしい、売れてほしい”と願う名物書店員は、<私の好きな本。それは、特定の作家やジャンルではない。世の中で当たり前とされていることを疑い続け、何かをひっくり返して社会を今よりいいものにしようとしている人や、人生において苦しみが発生したときに決して思考停止することなく、自分のことも他者のことも理解しようともがき続けているような人。そういう人が描いた本が好きだ>と。⇒2024/12/02
akihiko810/アカウント移行中
35
書店員花田菜々子が、気になった本の著者と本のテーマについて語って日々のモヤモヤを解きほぐそうという対談集。印象度B 対談相手がバラエティに富んでいて楽しい。拾い読みで、宇多丸とジェーン・スーと、あとはパラパラ読んだ。が、対談内容は「とてもわくわくする」ようなものではなく、なんというか極めて普通…な感じがした。対談相手の人選がすべてで、対談内容の面白さが二の次になっているような。2024/06/17
meg
32
面白い。いろんな考えがあるのは当たり前か、人の数だけあるのかもしれない。 何かふとした折に触れてこの本を思い出す。 何か人ってなんだろう、と哲学の様に考えることよりこうした対談や人と人とのコミュニケーションによって見える事がある。2025/08/26
水色系
31
ほんまに大好きな作家/学者の方々が多数登場する対談集で、見た瞬間、これは…読むしか…!となった。カリスマ書店員の腕はさすがで、まんまと読みたい本が増えてしまったわ。印象的な言葉:荒井裕樹(文学者)「ただ私は、こういうふうに『悩む』こと自体が大事だと思うんです。『悩む』という心のブレーキがある程度働いていれば、そこに過剰な暴力は生まれにくいだろうとは思うんですね」(P146)2024/05/11
*
26
書店員と著者による1on1の読書会を、20回も追体験できる。これほど贅沢な本ってあるだろうか?いや、ない(反語)▼キャッチーな一行ではないけれど、花田さんとゲストの間の文脈でこそ刺さる…そんな名言が詰まっている▼"(前略)苦しみが発生したときに決して思考停止することなく、自分のことも他者のことも理解しようともがき続けているような人。そういう人の書いた本が好きだ"(あとがき)私も「もがきBOOKS」という帯を付けるくらい、そんな人の本が好きですね。2023/12/07
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