くらべて、けみして 校閲部の九重さん

個数:1
紙書籍版価格
¥1,265
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

くらべて、けみして 校閲部の九重さん

  • 著者名:こいしゆうか【著】
  • 価格 ¥1,265(本体¥1,150)
  • 新潮社(2023/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 330pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784103553915

ファイル: /

内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

普段ほめられることはなく、陽の当たることのない縁の下の力持ち――それが校閲。ひとつの言葉、ひとつの表現にこだわる日本語のプロとして本作りに欠かせない校閲者たちは、個性豊かな文芸作品とどう向き合っているのか? 文芸版元だからこそ知り得た作家とのエピソードや秘蔵の校閲あるあるを楽しめる校閲者の日常物語! ※このコンテンツは固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shio

42
新潮社校閲部をモデルに「百年後に残す一冊を作る」ため、地道で、深く、厳しく、果てない作業の連続!すさまじい(ずざまじい、すさましい、も正解!知らなかった😳)。町田康の使う「訣る」の読み方のために、大漢和辞典(全15巻!!)でも載っていないことを調べたり、文字に圧倒されてグルグルと酔ってしまいそう💦編集とのやり取りが上手くいかないことも多そうですが、ひとつの作品が出来るまでの途方もない道程に圧倒されつつ、時折出て来る和菓子にほっこり🤤「くらべてけみして」素敵な言葉です✨九重さんの甘味巡り旅行編もぜひ!2024/04/06

よっち

36
普段ほめられることはなく、陽の当たることのない縁の下の力持ち―それが校閲。至宝の校閲秘話から生まれた変態的情熱溢れるお仕事コミック!ひとつの言葉、ひとつの表現にこだわる日本語のプロとして本作りに欠かせない校閲者たちは、個性豊かな文芸作品とどう向き合っているのか。校閲部を持つ新頂社の社員歴10年の社員を主人公に、文芸版元だからこそ知り得た作家とのエピソードや秘蔵の校閲あるあるを楽しめる校閲者の日常物語になっていて、校閲者がどこを見ているのか、見逃してはいけないのか、こだわりが感じられてなかなか良かったです。2024/02/24

ryohjin

28
新潮社の校閲部をモデルにした漫画です。校閲の仕事は、文字やことばの誤りを正すだけでなく、書かれた事実や物語上の齟齬の確認など、こんなこともしているのかと興味深く読み終えました。表に出てこない地味な仕事のようですが、時には著者とのバトルもあったりして、本を作ることへの想いが伝わってきます。校閲に力を入れるのは「百年後に残す一冊を作っていくという意志」ってかっこいいですね。タイトルの『くらべて、 けみして』...美しい言葉です。できあがった本を手に取ることのありがたさを感じました。2024/02/05

こふみ

24
校閲の仕事、実は少し憧れていたのですが、こんなに奥が深いとは知りませんでした。癖の強い直筆原稿、読めません!2024/04/03

marumo

23
校べて、閲する、から校閲だそうです。職人っぽくていいなあ…と思いながら読みました。どんな育ち方、来し方をすれば校閲する人になるのか。50名も在籍するという新潮社の校閲部、覗いてみたいわあ。作家さんの世界を邪魔せず、されど指摘すべきことは指摘するって、一般人から著名な作家へ伝えるのは難しそう。相当の覚悟と自信がいるよね。出版後にミスを発見した時の落ち込みようには驚きました。私はすごく気になるので、ここでもすぐミスについて言及しちゃうんだけど、以後ちょっと控えたいと思います。2024/03/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21661640
  • ご注意事項