内容説明
「芸人」という名称に、芸事を演る人間は何故か惚れるのだ――。芸に生き、芸を愛した談志が「見事な芸人根性」を認めた百人を語る。志ん生、文楽ら噺家たち。ビートたけし、爆笑問題、ダウンタウンらテレビの人気者。若き日に惚れこんだ色川武大、森繁久彌。山藤章二画伯との名コンビで送る究極の芸人批評。〈解説〉立川志の輔
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
99
立川談志による100人の芸人のちょっとした話と山藤さんの似顔絵で楽しませてくれます。やはり落語家なせいか、古今亭志ん生から始まり、桂文楽で終わっていますがかなり好みが偏っている感じがしました。ご自分の弟子たちもかなり入っていますがが、古今亭志ん朝が入っていないのは仲が悪かったのでしょうか?私は談志と志ん朝は当時双璧だと思っていたのですが。2023/10/03
YONDA
16
師匠の思い入れのある芸人に対しての深い愛情と叱咤激励が真摯に伝わる。作中には知らない芸人さんがたくさんいるが、読み終わるとなぜか知っている気になるのは立川談志の文才故か。2023/11/01
辻本 敏久
2
ダウンタウンが入ってる。2023/11/05