講談社文庫<br> マインド・チェンバー 警視庁心理捜査官

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講談社文庫
マインド・チェンバー 警視庁心理捜査官

  • 著者名:黒崎視音【著】
  • 価格 ¥1,188(本体¥1,080)
  • 講談社(2023/09発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784065332450

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内容説明

多摩中央署に、警視庁本部捜査一課から一人の女性刑事が配属されてきた。吉村爽子。彼女は、いまだ経験と勘に基づく捜査手法に重きを置く日本の警察において、異端視されがちな「心理捜査官」だった。
多摩中央署の新たな同僚たちに心を開く様子を見せない吉村だったが、管内で、女性が殺害される事件が発生。犯人は快楽殺人者の可能性がある。新たな被害者を出さないために、懸命の捜査が始まる――。

吉村爽子の悲しき過去。そのトラウマは新たな舞台で克服されるのか。大人気「警視庁心理捜査官」シリーズが講談社文庫に登場。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たーさん

15
久しぶりの警視庁心理捜査官の最新作。首をながーくして待ってました(笑)連作短編かと思いきや二つの事件が繋がる長編。考えてみればトラウマを抱える女性刑事って姫川刑事以前に吉村刑事がいたんですね。ストーリーは本部捜査一課から多摩中央署に異動した吉村爽子がプロファイラーとして猟奇殺人に挑む話。強行犯係の部下、支倉刑事とのコンビも良かった。捜査現場の描写のリアルさとプロファイリングによる犯人像特定のスリリング、そして何より刑事という職業についた人間の気迫の凄さが印象に残る。続編はなるべく早くお願いします(笑)2023/10/29

のぼる

13
ジャンルが好きな部類なので、何冊か手を出しているが、のめり込むまではいかず、シリーズ全作は読んでいない。 今回もまずまず楽しめたが、最後が大味になってしまったように思う。 とはいえ、次作が出れば読むと思う。 2023/11/28

ロデタ

9
シリーズものだと知らずに読んだが吉村爽子の過去が分かった方が楽しめると思うのでシリーズを順番に読んだ方がいい。フィクションなので気にしなくてもいいのかも知れないが、この本に書かれているプロファイリングは実際にこういう風になるのか著者の創作空想プロファイリングなのか気になった。2024/02/11

Tam☆

7
久々の心理捜査官シリーズ5作目。以前の話は頭に残っていないけど、すごく楽しめました。2作の長編が繋がる好きなパターン。爽子さんがなかなか打ち解けられないところに、支倉さんが入り込んでいく感じもナイス。2つの事件の裏に隠された真相ははっきりしないままだったけど、最後は緊張感を持って読み進めた感じ。文が堅いのが若干読みにくさを感じる。しかし被疑者容疑者の心情に迫る爽子さんの独特な捜査技術、また読みたいシリーズです。2023/11/03

はかせ

3
久しぶりの新作は分厚いもののいささか大味な読後感。今後も講談社で書き下ろしをしていくのだろうか。六機シリーズはどうした?2023/10/22

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