イングランド銀行公式 経済がよくわかる10章

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イングランド銀行公式 経済がよくわかる10章

  • ISBN:9784799111529

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内容説明

世界10カ国以上で刊行! 
フィナンシャル・タイムズ紙「夏に読みたい最新経済書」22年上期選出!
デイリーミラー紙、ガーディアン紙、タイムズ紙など、各紙絶賛!

イングランド銀行公式の経済の入門書。経済は私たちの行動の全てに関わっているにもかかわらず、多くの人は経済についてよくわかっていないという現状を打破すべく、1694年設立、イギリスの中央銀行であるイングランド銀行が立ち上がりました。経済を理解できるようになるための10の平易な質問を題材にしてわかりやすく説明。景気、金利、インフレ・デフレ、GDPなどの経済基本用語や、経済危機、貿易摩擦、気候変動など世界が抱えるさまざまな問題を理解するために役立つ、経済入門書の決定版!!ビジネスパーソンの学び直しにも最適の1冊です。

目次

日本の読者の皆さまへ
イングランド銀行総裁による序文
序 章 経済学はどこにでも
第1章 食べたい朝ごはんを選べるのはなぜ?
第2章 経済学は気候変動問題を解決できる?
第3章 どうすれば賃金は上がる?
第4章 ひいひいおばあちゃんの代より私たちのほうがゆたかなのはなぜ?
第5章 私の服の大半がアジア製なのはなぜ?
第6章 どうしてフレッドはもう10ペンスでは買えないの?
第7章 そもそもお金って何?
第8章 タンス預金が好ましくない理由は?
第9章 どうして危機が起きると誰もわからなかったのですか?
第10章 中央銀行がどんどんお金を刷ることはできないの?
終 章 あなたも経済学者
付 録 経済学に関する51の質問

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

33
多くの人は経済についてよくわかっていないという現状を打破すべく、1694年に設立されたイギリスの中央銀行であるイングランド銀行公式の経済の入門書。身近な事例を取り上げながら、需要と供給の法則、機能不全に陥ることもある市場について、労働の需要と供給の相互作用、経済成長により拡大した経済規模、得意なことに注力することが利益をもたらす比較優位、インフレを巡る心理や信用のシステムであるお金、銀行の役割や危機を予測することの難しさ、エコノミストの役割など、経済の基本についてとてもわかりやすい言葉で書かれていました。2023/09/24

岡本正行

30
 イギリスの国立銀行ともいうべきイングランド銀行、中央銀行たるイングランド銀行が、こういう本を作ること自体が、なかなかできない、融通無碍ではある。日銀も見習ってほしい。経済や金融など、関心もあり、いままさに岸田総理が資産運用大国といって国民に、貯蓄より投資を訴えているだけに、そういう姿勢がほしい。経済や金融、難しいしりすくもある、そういうことを国民に教えてほしい。専門家でしかも金融の大元が先頭に立って、国民に方向を示す。そうしたうえで国家国民が飛んでいくことが必要だ。和訳した日本語の文章もよくわかる。2023/10/01

ta_chanko

14
いろんな例え話を交えながら分かりやすくまとめられた経済の入門書。入門書にしては少し分量が多い。少し古いが池上彰『やさしい経済学』のほうがコンパクトで頭に入りやすかった印象。2023/11/29

みみりん

11
国民すべてのために作られた入門書と表記されているだけあって身近な例を挙げてわかりやすかった。インフレが続くと何故困るかも理解できた。2023/11/07

かずくん

6
2日間で読んだ。とても読みやすい。が、知っている以上のことはなかったように思う2023/11/19

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