内容説明
ヒット商品『地図でスッと頭に入る』海外シリーズの第4弾。宗教・民族対立、石油資源競争・・でつねに紛争の絶えない中東は、昔から日本人にとって遠い存在の地域であり続けた。しかしながら、日本がもっとも石油資源を依存している地域でもあり、われわれ日本人はこの地域に無関心ではいられないはずである。また、中東および中央アジア、北アフリカはイスラム教が最も普及しており、イスラム教なくしてこの地域を語ることはできないほどである。
本書は、これら中東・中央アジアの国々について、他の関連図書よりもわかりやすく解説する入門書となることを目指します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てつJapan
14
【とても良かった】安定の面白さとわかりやすさのシリーズ本。中央アジアについて知りたかったので読みました。中央各国が西欧にいいようにされ続けたのが改めてわかります。2023/03/26
原玉幸子
13
イラストや写真を駆使した構成なので、「これを本と呼ぶかぁ~」と思いつつも、高橋和夫が監修し解説していることでも馴染み易く、寝床の友にいい感じで、重宝しました。小学校で日本の歴史を学びましたが、中東の人々は、正確な西暦年は別にして流れだけでも頭に入れるのが大変と思います。(本書もどこがスッと頭に入るんや!と言いたくなるぐらい。)恐らく何度も読み(眺め)直すことになります。(◎2024年・春)2024/03/10
biba
5
今の世界情勢から、中東のことを学びたいと思っていたので、読んで良かったです。監修の先生のちょっと辛口な解説もあり、どのページも勉強になりました。知らないことばかりだったので、定期的に読み返したいですし、シリーズの他の本も読んでみたいと思います。2024/01/06
ノリピー大尉
5
個々の国の説明以上に、中東の歴史の話が興味深い。 イスラム世界にとって、十字軍は大事件と思っていたが、大部分のムスリムはあまり気にしていなかったらしい。イスラムにとっての歴史上の最大の災厄はモンゴルに侵攻されたことだという。2023/02/03
べあべあ
4
確かに読みやすくてスッと頭に入りますが、情報(国)が多くて頭に残らない!イスラム圏の国のことよく分かっていなかったな、ということは分かりました。2022/11/26