「インターネットの敵」とは誰か? サイバー犯罪の40年史と倫理なきウェブの未来

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「インターネットの敵」とは誰か? サイバー犯罪の40年史と倫理なきウェブの未来

  • 著者名:ミッコ・ヒッポネン【著】/安藤貴子【訳】
  • 価格 ¥3,080(本体¥2,800)
  • 双葉社(2023/06発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 840pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575318036

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内容説明

「スマートならば脆弱である」。あなたの携帯電話も、この社会も。

30年以上にわたって最前線でサイバー犯罪と戦い続ける世界的研究者、ミッコ・ヒッポネンの初の日本語訳書。
我々の個人情報やプライバシー、趣味嗜好や思想信条は無料の利便性と引き換えにすっかりGoogleやfacebookに吸い上げられ、世界中の企業に売り渡され、ハッカーに狙われている。家電に車、ロボットに兵器などすべてがネット接続するIoT(モノのインターネット)やスマート技術は、もしかしたら社会のすべてにセキュリティホールをまき散らした「インターネットのアスベスト」として後世から断罪されることになるかもしれない――。
ウェブの主役が若きプログラマーから企業や政府へと移り、個人情報は監視資本主義のエサとなり、かつてあった自由や信頼も失われる中、ハッカーや犯罪者は時代に適応して進化を続ける。この「スマート社会」と、私たちはどう向き合えばいけばいいのか?

インターネットが影も形もなかった時代から存在したコンピュータウイルス(最初はフロッピーディスク経由で感染した!)などのマルウェアが、オタクの無害ないたずら程度のものからグローバル企業に破壊的な影響を与えるものになるまでどのように進化してきたか。また、犯罪者や国家機関がそれをいかに駆使してきたか。サイバー犯罪やサイバー攻撃の40年史を自身の経験をもとに振り返りつつ、プライバシーと資本主義、あるいはインターネットの自由と公権力との関係といった現状の問題、さらにAIやメタバース、あるいはサイバー戦争が日常の風景となりインターネットとますます深く結びつくこの先の未来への期待と懸念を記した、必読の一冊。
Mikko Hypponen“If Its Smart, Its Vulnerable”の完訳。

[CHAPTER]
最高で最悪なインターネット/マルウェア全史――あのころ、現在、そして近未来/ヒューマンエラー/スマート社会は穴だらけ/プライバシーの死/暗号通貨の時代/インターネットと諜報、そして戦争/インターネットと私たちの未来

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まさやん510

1
インターネット技術の発展とそれに伴い増加していったセキュリティインシデントの歴史等について、専門家としての自身の経験も交えて紹介している。肩肘張らない文体なので読みやすく、情報セキュリティにおいて気をつけるべき点などにも触れられていて、勉強になる。2023/12/07

Yuppeii

0
内容の理解は容易ではなかったけれども過去のサイバーインシデントの内容を知ることができて面白かったです2023/08/12

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